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【日本を救う小さなトップランナー】
田島工業 (特殊鉄骨構造物の設計・施工)

サルも喜ぶ“鉄骨の森”

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2009年3月5日(木)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年9月17日より

生き生きとした動物の姿で人気を集める旭川市立旭山動物園。
特色ある展示に使われているのが、地元・旭川の田島工業の鉄骨だ。
そこには全国で評価される技術力が生かされている。

(佐藤 嘉彦)

 今、日本で一番話題の動物園といえば、北海道旭川市にある旭山動物園だろう。8月末の月曜日も、朝早くから多くの家族連れが詰めかけ、開園前から長い列を作っていた。道内の小中学校は一足早く2学期に入っており、多くは道外からの旅行客だ。

 旭山動物園がこれだけ客を集めるのは、生き生きとした動物の姿が見られるからだ。動物をただ檻に入れて飼うのではなく、遊び場などを作り、その動物が本来持つ動きを引き出す「行動展示」という手法が集客のカギとなる。

 その行動展示の一端を担っているのが、動物園から自動車で20分ほどの場所にある田島工業だ。2001年に「オランウータン舎」の施工を請け負ったのを皮切りに、2005年に「くもざる・かぴばら館」、そして昨年「チンパンジーの森」を完成させた。

複雑な鉄骨の構造物が得意

 その1つ、くもざる・かぴばら館の遊具は、枝が横に広がっている樹木をイメージしている。複雑に曲げられた鉄骨や鉄パイプを組み合わせて作られた。木登りが得意なクモザルは、手足だけでなく尾も巧みに操ってヒョイヒョイと登っていく。サルが動くたびに、観客は「おおっ」と声を上げる。

 田島工業は、このような複雑な形状の鉄骨を使った特殊構造物を得意とする。創業は1953年。当初は缶や配管材料を製造していた。やがて建築用の鉄骨を主力製品としたが、これは加工度が低い一般的なものだった。

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