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【日本を救う小さなトップランナー】
エコム(産業用熱処理設備の製造・販売)

2度の創業で磨いた技術者魂

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2009年3月17日(火)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年12月3日より

太陽電池の充填シートを接着する加熱装置で6割のシェアを握る。
あらゆる分野の熱処理設備の保守を引き受けて技術を蓄積。
共同経営者との決別からも再起して、盤石の地位を築いた。

(中島 募)

 地球温暖化を防ぐ次世代エネルギーとして注目を集める太陽電池。その製造段階に「キュア」と呼ばれる熱処理の工程がある。太陽電池の発電素子をガラスの上に並べてエチレン系樹脂などの充填シートで覆った後、「キュア装置」で150度前後に加熱してシートを硬化・接着させる。

 この太陽電池のキュア装置で6割のシェアを握るのが、浜松市に拠点を置くエコムだ。10年前に初の国産キュア装置の開発に成功して以来、国内外の主要な太陽電池メーカーの工場に納入実績を持つ。

 工業炉や乾燥装置、脱臭装置など、あらゆる分野の熱処理設備を手がけており、自動車の排ガスを浄化する触媒の焼成装置でも高いシェアを持つ。顧客の要望に合わせてオーダーメードで開発するため、量産品の装置はほとんどない。熱処理に使うガスバーナーや電気ヒーターも自前で開発する。

 2007年7月期の売上高は前期比0.8%増の15億6200万円。当期純利益は前期が1億7600万円で、今期の数字は公開していないが、太陽電池メーカーの旺盛な設備投資などに支えられて増益となった。「創業以来、黒字を続けている」と高梨允社長は話す。

初の国産化以降、トップを維持

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名言~日経ビジネス語録

組織を正しい方向に導き、 作り変えていける人が、優れたリーダーです。

ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長