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【日本を救う小さなトップランナー】
ピースリング・ジャパン(赤ちゃんの「抱っこ布」の製造・販売)

お洒落な抱っこでママ魅了

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2009年3月16日(月)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年11月26日より

「ベビースリング」という赤ちゃんの抱っこ布で新市場を開拓した。
洗練されたデザインで、ファッションを重視するママの心をつかむ。
和の素材を使う特徴を訴求して米国にも進出。成長を加速する。

(山崎 良兵)

 「あそこのママが赤ちゃんを抱っこしている布。お洒落ね」。東京・銀座のデパートで、若いカップルがこんな会話を交わしていた。最近、デザイン性の高い“抱っこ布”で赤ちゃんを抱くお母さんを、様々な場所で見かけるようになった。

 「ベビースリング」というのがその商品の名前。たすき掛けにした1枚の布で赤ちゃんをくるむように抱える仕組みだ。新生児から体重15~16kgの3歳児くらいまでの乳幼児を抱っこできる。これまで赤ちゃんはおんぶ紐などで背負うのが一般的だったが、2002年頃から普及し始めた。

東京・代官山の店舗でベビースリングの使い方を説明するピースリング・ジャパンの紺野千寿子社長

東京・代官山の店舗でベビースリングの使い方を説明するピースリング・ジャパンの紺野千寿子社長(写真:都築 雅人)

 体の前で抱くので赤ちゃんの様子を目で確認しやすく、布で胸を隠して目立たずに授乳できる。色や柄など、デザインが洗練された商品が多いことも人気の理由だ。

 ベビースリングの先駆者で、業界トップのシェアを持つのがピースリング・ジャパンである。2007年9月期の売上高は3億4500万円で、年率2割程度の成長を続けている。2002年に紺野千寿子社長が会社を設立して以来、短期間で認知度を高めた。

 商品開発のきっかけは、夫の紺野平和取締役がアフリカや中央アジアなど発展途上国を専門にする医療・健康支援のコンサルタントだったことにある。貧困国では家庭や病院のベッド数が足りないことから、赤ちゃんが冷えないように母親が体を密着させて体温で温めることが多い。東アフリカではその際に「カンガ」と呼ばれる風呂敷のような布がよく使われていた。

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