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次のレベルの豊かさを目指すために

2009年5月2日(土)

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 「近頃の若者はなっておらん…」

 時代を超えて、旧世代の人たちはこのような不満の言葉を漏らします。最近の若者の生活は豊かであるが、それが当たり前のような顔をしている。泣きごとを言うばかりで、彼らには野心がない。大体、あのだらしない服装はなんだ。あのやかましい雑音が音楽なのか、と。

 自身の人生の経験を基に、旧世代は断言します。「私が若いころには違った」と。活力があり、物事をなし遂げようという行動心があった。家族の絆が強く、道徳を大切にした。自分たちの身分を越え、社会への忠実心もあった――。

歴史に残るのはほんの一握りの人々の生活

 ただ、100年ほど前、渋沢栄一はこのような厳格な一般論に異論を唱えました。「昔の少数の偉い青年と現代の一般青年と比較してかれこれ言うことは少し間違っている」。そして、「今の青年の中にも偉い者もあれば、昔の青年にも偉くない者もあった」と言ったのです。

前回の英文記事※1をご参照ください。

 確かにその通りかもしれません。昔の若者たちのすばらしい功績(あるいはひどい失敗)を人類の歴史として、私たちは読んだり聞いたりします。ただ、これはその時代のごく一部のスナップ写真だけが、時代を超えて私たちの手元に残っているだけに過ぎません。このスナップ写真には、普通の人たちの普通の生活は残りません。

前回の英文記事※2をご参照ください。

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