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人気の「社会起業家」養成講座が教えていること

“ホンモノの経験”を積ませる実践型育成プロセス

  • 伊藤 利江子

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2009年6月17日(水)

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 リーダーシップのある人物というと、ソニーの盛田昭夫氏やパナソニックの松下幸之助氏といった人物を思い浮かべる人も多いだろう。リーダーシップのあるリーダーは誰かと聞かれたら、あなたはどのような人を思い浮かべるか。

時代と共に変化する「リーダー像」

 盛田氏や松下氏らは、第2次世界大戦後、Made in Japanの製品が「安かろう、悪かろう」と言われていた時代に、日本の優れた製品を海外に送り出して世界を驚かせた。この時代のリーダーは、自産業の輸出先としての海外を特に強く意識した経営をし、いまだに語り継がれるような強烈なリーダーシップによって会社を成長へと導いていった。

 オイルショック後、これまで当たり前になりつつあった成長神話が崩れた。オイルショック、その後の円高不況による構造的な転換が起こった。そして、小倉昌男氏(元ヤマト運輸会長)のような、常識にとらわれないリーダーが登場した。小倉氏は、これまで官業独占であった宅配便事業を、初めて民間企業の事業として立ち上げた。

 バブル崩壊後、IT(情報技術)技術の進歩によって再び構造的な転換が起きた。そして、ソフトバンクの孫正義氏のような強い理念と迅速な意思決定を行うリーダーが現れた。IT技術の進歩に伴って、社会変化のスピードが速くなった。そのため、スピーディーな意思決定のできる、ぶれないリーダーが必要とされてきている。

 このように、リーダーシップは時代の変化に応じて必要とされる要素を変化させつつも、いつの時代もリーダーシップは必要とされているものである。特に、昨今の急激な景気後退の中では、新たなリーダーの登場はさらに求められるだろう。

 今回は、社会変革を起こす起業型リーダーの人材育成を地道に続けている、NPO法人(特定非営利活動法人)ETIC.の起業型リーダーシップの育成プロセスを取り上げる。

 そして、起業型リーダーの育成から、広くリーダーシップを発揮する人材を育成するために必要な点に言及し、今後の日本がイノベーティブな人材を育成していくために必要なことを考えたい。

社会起業リーダーを育成するNPO法人

 ETIC.は、社会課題の解決に資する次世代リーダーの育成・輩出によって、社会課題を解決することを目的とするスタッフ17人の団体である。

 主な事業は、(1)社会起業家の事業のスタートアップを円滑に行う支援(以下、スタートアップ支援)、(2)社会起業家を志す学生の人材育成(以下、人材育成)、(3)地域、環境、キャリア教育といったテーマを軸に社会起業家たちが活躍する場を提供(以下、活躍の場の提供)の3つである。

ETIC.の事業内容

テーマ 主なプロジェクト
(1)スタートアップ支援 事業プランコンペティション「STYLE」、NEC社会企業塾等
(2)人材育成 長期実践型インターンシップ等
(3)活躍の場の提供 チャレンジ・コミュニティ創成プロジェクト等

 ETIC.は、コーチングとネットワーキングのための機会の提供という極めてシンプルかつ重要なソリューションによって、この3つの事業を展開している。

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