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「マイ戦略」を作ろう

ここまで来たらプロ・レベル

2009年9月14日(月)

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 先回作成したビジョンは、良く練り上げられてきましたか?

 ここで、前回同様にここまで作成した資料を、改めて振り返ってみましょう。

これからの世界、そして日本に関する相場観
自社の本質的な強みと弱み、そしてそれに対する、世代毎の意識や価値観の違いに関する補足
10年後の外部環境に関するメインシナリオ、そしてリスクシナリオX、Y
10年ビジョン

 1つひとつの資料について、愛着と自信を持ってその趣旨を資料無しで全て説明出来るようになっていたら、良く練り上げられた証拠です。そこまで到達していないようであれば、まだ努力が足りないということです。執念を持って、頑張りましょう。

 さて、今回はいよいよ最終段階、ビジョンを実現するための経営戦略を考え書き記します。最後まで気を許さずに進んで行きましょう。以下、先回使ったチャートで、改めて経営戦略、ビジョン、現状、10年後の未来環境の位置付けを示しておきます。

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経営戦略を定義する

 経営戦略という言葉も、ビジョンという言葉と同様に、色々な意味で使われます。

 そもそも、戦略の元々の意味は、孫子の兵法に代表されるような戦いに勝つための方法です。したがって、シンプルな表現を好む人は、戦略とは「Where to play, How to win」であると言います。

 ここで、改めて経営戦略というものの定義を考えるために、代表的な経営戦略のフレームワークとされる、ポーターの「競争優位の戦略」で提示された有名な以下のフレームワークを取り上げ、具体的に考えてみましょう。

画像のクリックで拡大表示

 ここでは、まさに「Where to play & How to win」の定義を中心に、戦略フレームワーク上の整理がされています。したがって、What(どの事業を)という要素は、これを考える上での前提として与えられています。

 具体的には、現状の事業、もしくは新しく開始する事業に関して、競合等の外部条件や自社の能力を中心にした内部条件を元に、3つの「Where to play & How to win」の戦略オプションから、何を選択するかということを考えます。

 これが成り立たない場合は、改めてWhat(事業)を見直す、つまり新規事業としては再考する、もしくは既存事業であれば撤退をする、といった検討が行われます。

 したがって、ここで取り上げたポーターのフレームワークは、ここまで作成してきたマイビジョンでは、10年後の経営環境において、自社がどこにポジショニングしてどのような戦い方をしているか、という中身の整理に近い内容であるということになります。

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「「マイ戦略」を作ろう」の著者

大上 二三雄

大上 二三雄(おおうえ・ふみお)

エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社 代表取締役/北九州市 参与

1981年東京大学工学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)入社。企業の戦略、オペレーション、IT、アウトソーシングを中心にしたさまざまな企業改革に従事。事業開発グループ統括パートナーとして事業開発・ベンチャー投資の責任者を務めた後、2003年に退社。現在、エム・アイ・コンサルティンググループ株式会社代表取締役。他に北九州市参与、立命館大学MBA客員教授、東京大学EMPアドバイザー、ISL幹事などを務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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