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昼でも夜でも、「朝食」は通用する

「朝の価値」を深掘りしてみよう

  • 子安 大輔

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2010年4月21日(水)

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 皆さんは「朝ごはん」を食べていますか?

 厚生労働省が実施した2008年の「国民健康・栄養調査」によれば、「朝食欠食率」は全体で約13%です。私自身はしばしば食べないことがあるので、この数字に対しては「意外にみんな朝食をきちんと食べているんだな」というのが正直な感想です。

 ちなみに、ここで言う「欠食」とは「食事をしなかった場合」はもちろんのこと、「菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみを食べた場合」、そして「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」も含まれるそうです。フルーツとヨーグルトとコーヒーだけでは欠食にカウントされてしまうんですから、なかなかシビアな見解と言えるかもしれません。

 もちろんこの13%という数字は、全体の平均値ですので、年代や地域によって大きなばらつきがあるはずです。実際、欠食率の最も高い20代では、28%に達します。都市部に住む単身世帯の20代であれば、この数値はもっと高くなっていることでしょう。

 とはいえ、調査によれば87%の人が日常的に朝食を食べる習慣があるわけです。今回はそんな朝食について、少し考えてみることにします。

 ただし、ここでは「朝食を食べるべき」とか、「家庭の朝の食卓の実態」について触れるつもりはありません(というか、知識不足で語れません)。私の専門は外食産業ですので、「家の外での朝食」をテーマに話を進めてみます。

“夜の匂い”は朝には向かない

 まず家の外での朝食と言って最もなじみ深いのは、コンビニエンスストアでしょうか。おにぎりやサンドイッチ、パンそして弁当が種類豊富に陳列されていますから、買い手にとっては重宝するのは間違いありません。

 それらと組み合わせて、野菜ジュースやヨーグルト、ゼリー飲料などを購入する人も多いことでしょう。ちなみに、よほど疲労が溜まっているのか、朝から小瓶に入った栄養ドリンクを買っている人にもしばしば出くわすものです。

 そして、ほかに存在感の大きなものとしては、ファストフードがあります。ハンバーガーチェーンの日本マクドナルド「朝マック」や牛丼チェーンの吉野家「朝定食」は、利用したことがある人も多いと思います。あとは、駅構内や駅前の立ち食いそば、あるいはドトールやスターバックスといったコーヒーショップで軽い朝ごはんを食べるという人も大勢いるはずです。

 そんな「朝食マーケット」を狙っているのは、何も大手外食企業に限りません。

 と言うのも、多くの飲食店は、昼に3時間、夜に5時間の計8時間程度しか「稼動」していないのです。もちろん、仕込みや片付けで実際のスタッフの労働時間はもっと長いですが、店舗としては“死んでいる時間”が1日のうち3分の2にも達するわけです。

 不景気うんぬんはさておき、どうせ同じ家賃を支払うならば、稼働時間を増やして、1人でも多くの顧客に利用してもらって売り上げを増やそうと考えるのはもっともです。そこで個人店や中小零細企業が経営する飲食店でも、「朝」という時間帯に少しずつ注目が集まっているのです。

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