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ソーシャルメディアは社会を変革するツール

シリコンアレーの教祖、クレイ・シャーキーに聞く

2010年10月22日(金)

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米ニューヨーク市のベンチャー集積地「シリコンアレー」に熱気が戻ってきた。10年前のインターネットバブルで盛り上がったが、その崩壊によってほぼ壊滅したと見られていた。ところが、ソーシャルネットワーク(SNS)の普及やメディアのデジタル革命という環境変化にチャンスを見いだした起業家が続々と再集結しつつある。バブルの再来なのか、あるいはデジタル革命の起爆剤なのか。新世紀シリコンアレーに集まるデジタル革命の群像に迫る。

第4回目は、ニューヨーク大学准教授のクレイ・シャーキー。

ニューヨーク大学准教授 クレイ・シャーキー(撮影:水野 博泰)

 シリコンアレーの教祖、クレイ・シャーキー。

 スキンヘッドにこわもての風貌。講演となればソーシャルメディアの福音を情熱的に説く。ニューヨーク大学では准教授を務め、今をときめくフォースクエアのデニス・クローリーCEOは彼の教え子である(フォースクエアについては本連載の第2回をお読みください)。

 一見したところはとっつきにくいのだが、一度話し出せばひとなつこく話し好きなシャーキーに、ソーシャルメディアの可能性とシリコンアレーで起業して成功する秘訣について聞いた。

演劇青年がネットの研究者に転身

 シャーキーは1964年生まれ。エール大学ではファイン・アーツ(美術)を専攻し、卒業後にニューヨークに出てきて演劇の仕事に従事した。

 インターネットに出会ったのは1990年代初頭のこと。研究図書館員の仕事をしていた母親から話を聞いて興味を持った。当時、時間に余裕のあったシャーキーは次第にプログラミングの勉強に熱中するようになり、夜11時に劇場から帰ってくると、朝4時までコンピュータに向かうようになった。結局、照明デザインについて学ぼうとして入学を許可されていたエール大学のドラマ・スクールの修士課程には進学せず、デジタルの世界で生きていこうと決心した。

 その後、シャーキーはインターネットに関して執筆するかたわら、ハンター大学がメディアスタディーズ学部を創設するのにあたりカリキュラムを作成したり、投資銀行でテクノロジー業界のアナリストを経験したりした。

 そして、2001年からは、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アーツに設けられたインタラクティブ・テレコミュニケーションズ・プログラムで准教授として「ソーシャルソフトウェア」「ネットワーク効果」などの授業を担当するかたわら、著述に講演にコンサルティングにと、狭義の学術の枠に収まらない活動に多忙を極めている。

 今学期はハーバード大学ケネディ・スクールで訪問講師として「ニューメディアとパブリック・アクション」という題の授業を担当している。ジャーナリズムの研究所であるジョン・ショーレンスティーン・センターが提供する科目としての開講である。来年の春にはニューヨーク大学に戻る予定である。

 これまでのところは、学界と産業界を行き来したいという考えから、テニュア(終身在職権)のオファーを受けたことはあるが断ってきたということである。

シャーキーはネット楽観論の雄

 シャーキーはネットが社会に及ぼす影響について楽観的な見解を提示する論客として知られている。最近は、悲観的な見解を提示する著述家のニコラス・カーと対極的な論客と見なされることもある。

 確かに、両者の著作に接すると、楽観論者vs.悲観論者のレッテルを貼りたくもなる。

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