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熱気に魅せられ中国で起業、逞しく生き抜く日本人

「早く来いよ。チャンスが転がっているから」

2010年12月10日(金)

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 これから生まれてくる子供は2100年くらいまで生きるでしょう。2030年くらいに成人を迎え、2040年くらいに子供を持ち、2070年くらいまで元気に働いて、その後は段々年をとっていき、2100年くらいに天寿を全うするという感じです。

 どんな時代であろうとも、人が生きていくために、次に挙げる能力が必要なのは、過去も未来も変わりがないと思います。

コミュニケーション能力
仕事を自分で獲得する能力(「就職」「ビジネス」「生業」「商売」・・・呼称はいろいろです)

 が、その中身は今後大きく変わっていきそうです。これからは英語や中国語を話せたほうが圧倒的に有利でしょう。その一方で、将来的に移民が増えることや高齢者が増えることを考えると、分かりやすい日本語を使える能力も必要かもしれません。

 そして、企業というのは、業績不振や犯罪などにより案外サクッと消滅するものだという認識も広まってきました。どこかの会社で働くのにも将来性を見極める目利きが必要でしょうし、企業が潰れずとも鬱病になる人が100万人単位でいる世の中なので相性の良い仕事を早めに見つけなくてはなりません。

 起業するなら、分野によっては海外で仕掛ける必然性はこれからさらに高まるでしょうし、スポーツや音楽にしても仕事として成り立たせるために有利な場所や国は選ぶ必要がありそうです。

 つまり、いろんな意味で逞しくなければ、これから経済的に縮小していく日本内外で日本人が有利に生きていくのは難しそうです。こんな時、身近に1人でも実践している人がいると一気にリアリティがわいてアクションにつながりやすいものです。

 そこで今回は、僕が尊敬する同い年(29歳)の友人を紹介したいと思います。これからの日本人に必要な能力をバランスよく兼ね備えている代表格だと僕は考えているので、参考にしてみてください。

中国の熱気に将来を感じた

中国を足場にビジネスを展開する久保尚太郎さん

 そんな人物の名前は、久保尚太郎

 久保さんは現在、北京で「Serviced Apartment」と呼ばれるウィークリーマンション事業を展開しています。ホテルよりも安価に、比較的長期間の滞在を想定した宿泊施設用です。現在、提供しているのは「北京ウィークリー」という名称で、顧客の大半は日本企業の北京駐在員です。ちなみに、北京オリンピックの際はJOC(日本オリンピック委員会)のサポートチーム(選手ではない方々)の現地滞在を一手に引き受けたこともあったようです。

 ただ、久保さん曰く「最近は北京の不動産価格が高騰してきているため、当初は利益率が50%を超えたウィークリーマンション事業は徐々にうま味が薄れてきている」とのこと。

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 そこで今は、新たに2つの収益源を育てているようです。1つは日本と中国間での貿易業。台湾人のパートナーと共に石炭の輸出入をしたり、中国で生産したまつ毛エクステンション(まつ毛エクステ)を日本に輸出したり。インフルエンザが大流行して日本でマスク需要が急拡大した際は、大手企業よりも早くマスクの原材料を押さえ、日本向けに大量に販売することに成功したようです。

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三品 和広 神戸大学教授