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ファンドとの付き合い方、教えます・3

アクタス代表取締役社長兼CEO 森康洋氏

2006年4月28日(金)

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Part3:ファンドとつき合うCEOの苦心と醍醐味

■A 社員の意識を変えるというと、具体的には日々どんなやりとりをされるんですか。

 1年目、2年目にやっていた会話と最近は違いますね。
 1年目、2年目は、問題山積だから、その問題を、細かいことまでいちいち一緒になって解決していくみたいな話になる。

■A 例えば個店ごとの売り上げの推移とか、経費の推移とか、数字を全部出してやっていく、ということですか。

 うん。

■A そういう話は「ここをやめたらもっと利益が出るじゃないですか」とか、そんな感じになりがちですよね。

 最初はそういう話が多かったんじゃないかな。数字がいいときと悪いときはやっぱり違いますよね。強気のことはあまり言えないもんね、足元がよくないと。

 足元がいいと、やっていることが順調に推移しているということだから強気。だから最近はすごい強気、ほとんど何も(ファンドに)言われない。

(このインタビューが行われてから約1カ月後、APは保有するアクタスの株をコクヨの子会社に譲渡、ファンドの傘下からコクヨのグループ企業として出発することになった)

ファンドと共に経営をする、ということ

■A 最初に、さっきのクロス・ファンクショナル・チームをつくって、問題をピックアップして一個一個つぶしていくという作業をPE(プライベートエクイティ、この場合はファンドのアドバンテッジ・パートナーズ、以下AP)の人の監督の下にやる時期があって。


 最初のころ、1年ぐらいはね。彼ら自身も僕と一緒に仕事をしたことがないわけじゃないからね。基本的に1年契約だしね。

 そういえばファンドから1年に1回、通信簿が出るんですよ。

■A 通信簿には、どんなことが書いてあるんですか。

 いろいろ書いてあるよ、40項目ぐらい。

 財務的管理でしょう、会社の戦略的実行能力、株主との関係、組織統率能力とか。それで点数が付けられて最後に何点、だから年俸はいくらと。

■A 何か昔の経営者と感じが違いますね。昔って、経営者って好きに決めて適当にやって。

 そういうんじゃないですよね、もうね。非常に(評価を)ディスクローズしながら行う感じなの。

■Y ファンドの考え方と、経営者としての森さんの考え方がずれることはないんですか。

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「ファンドとの付き合い方、教えます・3」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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