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【商う外国人】次は、日本人をお客さんに
~「王立学院」その4

中国系留学生に特化した大学受験塾ができるまで

  • 中村 正人

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2006年6月27日(火)

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 「王立学院」は、中国人留学生の大学受験を対象にした塾。「小テストで満点ならばその場で1万円」などの、ユニークな方針と実績で実績を上げている。日本の有名大学合格と、日本企業への就職をめざし、今7万人以上の中国人留学生を迎えるに至った日本。不定期連載シリーズ【商う外国人】、今回は創立者で台湾出身の高坂明仁氏に、王立学院を作った経緯を聞く。
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 そもそも高坂さんはなぜ王立学院をつくろうと思ったのですか。創立の経緯についてうかがえますか。

高坂 設立は実質1984年。大学院時代に始めた「王立家庭教師センター」が母体です。そのとき講師は私はひとりで、生徒は台湾人3名。卒業後、日本の会社に勤めながら私塾として続けました。その後、生徒数が徐々に増えていったので、92年1月、王立学院有限会社を設立しました。日本に帰化したのもそのときです。

授業を行う高坂氏
授業を行う高坂氏

 すでに事業内容や生徒募集にも実績はありましたから、家賃月36万円の一戸建てを中野区鷺宮に借りて、教室と自宅の兼用で使うことにしました。

 「王立学院」のネーミングは、帰化する前の姓が「王」だったからですか。

高坂 ええ。帰化するにあたって、「王」という名前を残したかったからです。それに私は辰年生まれ。龍は中国では王者を意味する。いろいろ考えたけど、これしかないと思った。

 順風満帆に見えますが、当初の思惑と違ったことなど、ご苦労はなかったのですか。

高坂 実は、95年頃、一時生徒がぐっと減ったんです。理由は急激な円高です。1ドル=79円台まで上がった年です。留学生は日本円で受講料を払うのが大変になったからでしょう。

 このときばかりはとても心配しました。生徒と一緒にあちこちの日本語学校や中国物産展に行き、学院のビラを配りまくりました。それまでは一切そんなことをしなくても、中国語新聞に広告を出しておけばすぐに生徒は集まったのですが。

 それでも、96年以降は再び生徒数が増えていますね。ほかにも生徒数に影響を与える要因はありますか。

高坂 ここ数年、中国人就学生に対するビザの発給が厳しくなっています。そのため、日本語学校の経営は大きく影響を受けています。

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