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イッセー尾形流「人生コーチング」~
(1)「他人になる」という方法

ワークショップ「イッセー尾形のつくり方」見学記2

2006年7月12日(水)

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 たいへん長らくお待たせしました。「日経ビジネスEXPRESS X」で大好評だった「イッセー尾形のつくり方」ワークショップ見学記の、第2弾をお届けします(前回の記事はこちら)。前回は舞台に密着し、時系列でお伝えしましたが、今回はその後の取材も加え、より具体的なスタイルになりました。

 独り芝居を30年近く続け、「ニューズウィーク」誌の「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれたイッセー尾形氏。そして、彼とずっとコンビを組んできた演出家の森田雄三氏。この2人が昨年取り組んだのが「イッセー尾形の作り方」です。

 詳しい内容は本文に譲りますが、森田氏が指導するこのワークショップは、ビジネスパーソンにとって、自分の限界と思っていた壁を破るためのヒントに満ちています。

 短く言うなら、ありがちな「自分探し」とは正反対の「他人探し」の思想への気づきです。

 「何かしゃべってみて」から始まる、出たとこ勝負な稽古の数々。ワークショップに参加しなくても実践できる「イッセー尾形のつくり方」のエッセンスを、彼らにずっと注目してきたルポライター、朝山実氏が紹介します。

第2回を読む

(日経ビジネスオンライン 山中 浩之)

 俳優のイッセー尾形と演出家の森田雄三が2005年に取り組んだワークショップ。それは、「演劇の素人をたった4日間の稽古で本番の舞台にあげる」というものでした。

 そんな無茶な、と思うかもしれません。ところが、この暴挙(?)はフタを開けてみれば大成功。全国8都市で実施された昨年のワークショップはどこも満員大入りでした。たしかな手ごたえを感じた彼らは、今年もワークショップを継続させています。

演出家・森田雄三氏
演出家・森田雄三氏

 前回の連載では、8都市のうちの三重で行われたワークショップの模様をお伝えしましたが、実はこのワークショップ、開催する場所によって内容はまったく異なるものでした。

 当然、本番の舞台も違います。どのワークショップもゼロから始まり、舞台を作り上げていく。出たとこ勝負の森田さんならではの演出です。

 でも、同時にすべてのワークショップの根底には、共通した思想のようなものが流れてもいました。それは、森田さんが長年演出をしてきたイッセー尾形の芝居からも受け取れます。そこで今回の連載では、森田式演出術のエッセンスをテーマ別にみなさんに紹介しようと思います。

 本題に入る前に、唐突ですが、以下の項目に思い当たるふしがあるかどうか、自問自答してみてください。

・言いたいことを、他人に上手に伝えられない
・すぐに言葉に詰まってしまう
・人前に立つと、とたんにドキドキする
・他人の目や反応が気になる
・特技も取り柄もない自分が嫌いだ


自分をいじめすぎてませんか?

 1つでも「イエス」があった人は、ぜひこの連載を読んでみてください。

 書店の自己啓発の棚に足を運ぶと、何十冊も「自分を変える」類の本が並んでいます。これからも減ったりはしないでしょう。「たった4日間で舞台に出てみよう」というワークショップが、数多の「自己改造」ものと大きく違っていたのは、自分をダメだといじめるのではなく、自分を見つめ直すなかから自分を再発見し、肯定するものだったことです。ただ、そこにたどり着くまでのアプローチは「びっくり」の連続でした。

 では、前口上はこのへんにして、さっそく森田さんによる「コーチング」の開始といきましょう。

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