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経営は「目利き」と「口説き」に「キャスティング」
~IMJ 樫野孝人社長(1)

2006年8月22日(火)

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 職業としての「社長」を自ら選び、活躍している人が、将来、経営層を目指す人々に、自身の経験を語るトークセッション「Road to CEO」。第6回は、1996年、デジタルクリエーターの育成を手がけるデジタルハリウッドから分社・独立した広告代理店、アイ・エム・ジェイ(IMJ)を率いる樫野孝人氏をゲストに迎えた。

 樫野氏は大学卒業後リクルートに入社、当時、資本関係ができたダイエーの福岡ドーム運営、映画のプロデュースなどで活躍した後、2000年、IMJに入社、CEOに就任した。

アイ・エム・ジェイ  樫野孝人社長

 第1回は「人事の採用担当になりたい」と入社したリクルート時代のエピソードから、ダイエー時代の福岡ドーム事業の立ち上げと、エンタテインメントの世界での経験を振り返る。 司会は日経ビジネスオンライン副編集長の山中浩之と、リクルートエグゼクティブエージェントの井上和幸氏。テーマ別に4回に分け、火・木曜日に掲載する。

司会、山中(以下Y) 最初にリクルートに入られ、(人事の)採用担当で、実績がすごかったとお聞きしているんですが、なにか決め技が。

 伝えたいことは、リクルートってこういう会社とか、こんな働き方(ができるとか)、ですけれども、相手の土俵でのチューニングをいつも心掛けていました。アメフトをやっている人はアメフトにたとえてリクルートを語る、音楽をやっている人は音楽で話してあげるんです。

合わない相手にチューニングするには

Y 人の趣味や志向は千差万別ですよね。自分とは合わないところにもチューニングする心得もあったんじゃないでしょうか。

 その人を好きになれるか、というのがすごく大事です。

 愛情を持っている人に対しては向こうも好意を持ってくれるので、その気持ちを僕自身が持てるか。あとは、お茶が好きという人には、1時間、お茶のことを聞くと、相手も話して気持ちよくなる。僕も1時間、お茶のレクチャーを受けられるわけで、翌年、もしくは別のタイミングで、お茶に詳しい人が出てきたら聞きかじりをしているので、情報の雪だるま現象が起こる。年間100人を採用すると100人の趣味に触れるので、(知識が)膨れていきますよね。

 本当に困ったら、人類共通の話題、恋愛問題。これに興味のない人はいないので、ここに持っていくと、たいてい共感できる感じでしょうか。毎年2000人ぐらい面接したんです。2000人を面接すると、それなりに見る目ができます。

Y そのときの経験は今、役立っていますか。

 経営で本当に大事だと思うのは、人に対しての目利きと口説きとキャスティング(配役)。そんな感じで言うと、人事をやっていたのは、ものすごく役に立っていますね。

Y 1993年、ダイエーがリクルートに資本参加し、福岡ドームに樫野さんは呼ばれるわけなんですが。

 (僕自身)めちゃめちゃ喜んだんです。(当時ダイエーのオーナーだった)中内さんは、高校の大先輩で、OB会長か何かをやっていらしたんですね。僕は神戸出身なので、主婦の店ダイエーにも非常に親近感を持っていました。当時はダイエーがツインドームシティ構想をぶち上げて、ホークスを買収した後、福岡に双子のドームを造って、ホテルも造って、都市開発をやるぞと。僕は大学まで野球部にいたので、この仕事には運命を感じました。

ダイエーとの隙間をどう埋めたか

Y それで福岡に行かれた。

 はい。週3日福岡、東京4日みたいな。エンタテインメントの企画って、東京にほとんどある。プロダクションもクリエーターもいるので、こっち(東京)で作って、現場が福岡、そんな生活でした。

Y 一緒に仕事をする方もダイエーの方に変わられるわけですね。(リクルートとダイエーの両社の)壁は高いんじゃないかと思うんですけれど、どう乗り越えたんですか。

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「経営は「目利き」と「口説き」に「キャスティング」
~IMJ 樫野孝人社長(1)」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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