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“エース”も安住させない強い組織作り

~ベンチャー企業経営者・南場智子~

  • 茂木 健一郎

バックナンバー

2007年3月8日(木)

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 強い組織を作るにはどうすればいいのか? そのためには一人ひとりの社員を成長させなければいけない。携帯電話のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで注目を集めているディー・エヌ・エーの南場智子社長に話をうかがって、特に印象に残ったのは、人事制度に対する考え方だった。

 ある人が、ある仕事をしてそれをクリアできたら、また同じ仕事をしてもらうのは意味が無い。もう1つ上のことをやってもらう。だから、ある部門のエースと呼ばれる人でも、あっさり引き抜いて、他の部門に移したりする。たとえ今うまくいっていたとしても、強い組織にするという視点で配置転換をする。現実には、やはり下の人間はそれに抵抗したりするという。しかし、そこは全体の視点から人事を決めている。

 どういう人をどういうところに配置するか、経営において考える時間の大きな部分を人事に割いていると南場さんは言う。しかも「仕事で育つ」ということを非常に重視されていた。ご自身がそういうふうに成長されてきて、ほかの人もできる、当然やるべきだという考えだと思う。

 強い組織作りを目標に置くことは、目先の業績や成果だけを追うのではないということだ。こういう視点を経営者はなかなか持てない。しかし、組織を構成する人を成長させるというのは、経営の本筋に沿った考えだと思う。

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社長が一番、前のめり
NHKの番組サイトへ
NHK総合テレビ
3月8日(木)午後10:00~10:43
・再放送
 総合 毎週月曜 午後4:05~4:49
 BS2  毎週水曜 午後5:15~5:59
 総合 毎週木曜 午前1:10~1:54
     (水曜深夜)
番組公式サイト
本・CD・DVD紹介サイト
 今、若者の間で大人気の携帯サイトがある。仮想の街に集いユーザー同士が交流するというこのサイト、1日のページビューが2億を超えるという携帯でも最大級の化け物サイトである。仕掛人は、社員数200人というベンチャー企業の経営者・南場智子(44)。その業績は急拡大を続け、南場は去年暮れ、ウーマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた。南場は、とにかく人材を大切にする。離職率の高い業界にもかかわらず南場の会社では、創業時のスタッフが今もほとんど残っている。その信念は、「社長が一番、前のめり」。ベンチャー企業は攻めてこそ、南場はどんな時もその姿勢を貫く。また南場は、経営者として人材の配置に徹底的にこだわる。常に社員の仕事に目を配り、あえて難しい仕事を任せる。そしてうまくいっている事業でもチームのエースを配置転換し、残りの社員のやる気に火をつける。そのたびごと南場は社員と直接話し、説得に当たる。創業8年目の今年、南場は、新規事業の開発に全力を注ぐことを決めた。全社員から企画を募り、躍進を目論む。人材にこだわり、新たな地平に挑み続ける経営者・南場の仕事の流儀に迫る。


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