「岡 康道の世界広告道中記」
このコラムについて

岡 康道の世界広告道中記

 20世紀末。電通のスタークリエイターだった岡康道は、仲間4人と日本初のクリエイティブエージェンシー「TUGBOAT(タグボート)」を設立した。クリエイティブエージェンシーとは、クライアントと対等な立場で「クリエイティビティ」を追求する、広告業界の新しいビジネスモデルだ。欧米にはこの概念をもとに、時代の1歩も2歩も先を行くクリエイターたちが存在する。対して日本の広告業界は、メディア枠を売買するコミッションビジネスがいまだに支配的だ。とはいえ、メディア自体が大きな変化にさらされている今。「クリエイティブ・ファースト」という世界の潮流を、もはや無視することはできない。この潮流は、ひとつ広告業界だけに限ったものではなく、今、日本のあらゆる産業が思考をめぐらせねばならない課題でもある。

 果たして「クリエイティブ」は売れるのか。「クリエイティブ」を売るにはどうしたらいいのか。広告業界をモデルに、世界と日本の現場から、先端の声を集めていく。

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