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【第10回】名古屋の“街の喫茶店”をカフェに変えた~カフェタナカ2代目
タナカ 取締役 田中千尋さん【前編】

  • 白河桃子

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2007年8月3日(金)

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カフェタナカ2代目の田中千尋さん

カフェタナカ2代目の田中千尋さん(左)。店の前で、妹の千寿さんと一緒に (写真:早川俊昭)

 地方格差が問題になっている今、一番元気な地方都市は名古屋ではないかと、名古屋駅に降りるたびに思う。2007年3月には駅前に新しいランドマーク、地下6階、地上46階、トヨタ自動車のミッドランドスクエアが誕生したばかり。地方都市に行くと「元気ないなあ」と思うことが多いだけに、駅上に聳え立つJRセントラルタワーズ(高島屋、マリオットアソシアホテルなどが入っている)から始まり、駅前がどんどん高層化する名古屋の活気は貴重なものに感じる。

 元気な街には、やはり元気な跡取り娘がいる。

 ジェイアール名古屋タカシマヤのデパ地下には、東京の有名スイーツ店が軒を並べる。名古屋発信の洋菓子店は2店舗だけだが、その1軒「カフェタナカ」のパティシエール(女性パティシエ)が、今回の跡取り娘、カフェタナカ2代目の田中千尋さんだ。八丁味噌を練りこみ、名古屋土産としても有名になった焼き菓子「名古屋フィナンシェ」の生みの親でもある。

 カフェタナカ本店は、名古屋中心部からやや北東の北区上飯田の落ち着いた住宅地にある。オープンテラスのついたクラシックな佇まいが印象的だ。入口を入ると、広い菓子売り場になっている。3つのショーケースには、いちじくやベリー類など季節の果物をふんだんに使った鮮やかなタルトが目を引く。棚には焼き菓子、ジャム(コンフィチュール)が並び、車で買い物をしに来る客もいる。

店内は広い菓子売り場になっている

店内は広い菓子売り場になっている (写真:早川俊昭)

 販売スタッフもホールスタッフもきびきびとして、感じがいい。スタッフは全部で40人ほどだそうだが、店も人も“旬”の活気がある。ここでパティシエールとして菓子を作り、経営者として店をひっぱっているのが、2代目の田中千尋さん。店では「シェフ」と呼ばれている。

 東京では、人気のスイーツ店は女性客に占拠されるものだが、カフェタナカでは、タバコを吸う男性も初老の夫婦も、昼下がりのおしゃべりに余念のない奥様グループもいる。常連も多いが、店の評判を聞いて遠方から来る人もいる。客層がバラエティーに富んでいるのは、もともとこの店は、ご近所に愛される喫茶店であったからだ。

コメント1件コメント/レビュー

田中さんのことは,何かの女性誌でも読んだことがあります。「女を感じさせないで仕事をする」という心意気は,潔くて素敵ですね。(2007/08/03)

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田中さんのことは,何かの女性誌でも読んだことがあります。「女を感じさせないで仕事をする」という心意気は,潔くて素敵ですね。(2007/08/03)

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川野 幸夫 ヤオコー会長