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「食いっぱぐれない方法は、ひとつだけ」

  • 渡辺由美子

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2007年10月3日(水)

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―― これさえやれば、雇用が不安定と言われているアニメ業界でも食べていける、その秘法とは?

高橋 とにかくどんな小さくてもいいから、事務所をつくる。

「現場監督」 高橋良輔氏

「現場監督」 高橋良輔氏 (写真:大槻 純一、以下同)

―― はい。

 自分1人でもいいし、仲間がいればなお結構。それで電話がかかってきた時に、丁寧に応対するんです。より具体的に言うと「電話をかけた側が『電話代を損した』と思わない対応をすること」。これだけ。

―― …え(笑)。来た電話に、丁寧に応対するだけでいいんですか?

 それはどういうことかと言うと、電話をかけてくる相手というのは、企画をやっている人、営業の人、「さあ、次に何かやらなきゃいけないんだ」という立場の人なんですね。

 僕が、「スタジオあかばんてん」という事務所を運営していた時がまさにそうだったんですけれども、「企画が思いつかない、誰かいないかな」といった時に、「良ちゃんに電話して、ちょっと話でもさせよう」となることが多いわけですよ。それはなぜかっていうと、どんな人でも、困っちゃったなという時は、「電話しやすいところ」にかけるから。

―― (笑)。そうですね。困っている時に話しやすいところがあったら、まずはそこに電話しますよね。

食うことができれば、次が見えてくる

 電話しやすいところに電話して、それなりの答えが来たらば、その次もまた電話するわけですよ。そうしたら、「次はこういう仕事をやりたいんだけど」って続いて、絶対に食えるんですよ。

 つまり、弱みを抱えている者同士の場合、絶対に、人間をまるっきりのタダで使おうなんてふてえ奴はいないんですよ、世の中に(笑)。そんなことを考えていたら、すぐに自分が食えなくなります。だれも言うことを聞いてくれなくなるから。

 電話の応対は、何も丁寧な言葉じゃなくてもいいんです。その人なりの誠意のある対応で、電話をした方が「かけ損だった」と思わせなければ。僕が「食えなくなる」という恐怖感が今までなかったのは、その1点だけですね。

 食うことを確保すれば、自分のやりたいこととか次の展望というのも、余裕を持って迎えられるじゃないですか。

―― あっ、そうですよね。将来への不安が解消されれば、自分がやりたいことにも全力で取り組めますよね。でも一方で、「電話に出たら即、食える」に繋がらないかも、とも考えてしまうんですよね。

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