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「私とは何か」を情報工学で解き明かす

~グーグル副社長兼日本法人社長 村上憲郎氏(4)

2007年11月22日(木)

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将来、経営層を目指す人々に、プロの経営者から自身の経験を語っていただくトークセッション「Road to CEO」。今回は、グーグル日本法人の代表取締役社長、村上憲郎氏をゲストに迎えた。

グーグル副社長兼日本法人社長 村上憲郎氏

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司会、山中(以下Y) 引き続き、村上さんへのご質問をお願いします。

Q 3つお伺いしたいことがありまして、世界の頭脳が集まるグーグルのような会社でもタレントマネジメントというものがあるのかどうかを教えていただきたいということ。

 2番目は、村上さんが一番、経営者として重要に思っている要素、そして3番目は、5年後、10年後に経営者にしたい人材を選ぶときに何を見ておられるのかということ、それをお伺いしたいと思います。

村上 タレントマネジメントということですが、おかげさまで、グーグルはタレントの固まりみたいな会社なので、あるとしたら決して特殊なことじゃないと思うんです。それと同時に、フェアネスということをしっかり強調していく必要があると思うんです。

 それはどうやって達成できるかというと、やっぱりゴールというのを押し付けがましくなく設定することです。本人だけが決めたものではなく、会社の目標、部門の目標とすり合わせる。本人の目標は周辺の人たちに影響を与えますからね。そういうゴールに基づいて、クオーター、あるいは半年、1年という単位で、みんなで評価していく。そういう普通の人事諸政策を淡々とやっていくことが1つだろうと思うんですね。

 その中でも秀でた人、何か達成した人に関しては、アワードの仕組みを入れて、褒めたたえる、みんなで祝福をするという仕組みも入れていく必要がある。その両輪ではないかと思います。

 2つ目ですが、私は外資をいくつか渡り歩いているんですが、いつも2つ、目標を立てているんです。「仕事をやりやすくするのが私の仕事」ということと、「仕事は楽しくなきゃだめ」ということ。そういう職場環境というか、カルチャーに気を配っているというのが1つと、2つ目の私の目標は、社員の中から将来の外資系の社長を輩出したいと思っているんですね。

 3つ目のご質問につながるわけですが、私がどういう人を見るかというと、明らかに成長しているなという人です。「今、どこで何をしているか」じゃなくて、明らかにクオーターごと、1年ごとに脱皮しているのが分かる人材がいます。そういう人に、機会あるごとにアドバイスしています。そんな感じでしょうか。

若い人に情報工学の魅力を伝えたい

司会、井上 村上さんご自身で、「俺はこれを死ぬまでにやりたい」という目標はありますか。

村上 もともと団塊の世代、しかも田舎の県立の進学校から東京くんだりまで来て仕事して、最後はボストンまで行っちゃったみたいな、日本の明治維新以来の典型的なタイプだと思います。生まれつきそういうふうに育ったんですから、後悔は何もしていませんけれども、どこかせわしない上昇志向に付きまとわられているんじゃないかなという気がします。上昇志向という意味は単純に、役職が高いとか、年収が上だとか、叙勲されたりとか、そういうことじゃないわけです。

 そういう中で、コンピューターに対する思い入れは持続しておりまして。「情報工学とか情報科学に対する人気の陰りがある」という高校の先生のお話があったので、高校生向けに「できれば情報系、そうでなければ理学部か工学部に行きなさい。あっ、医学部になんか行っちゃだめで、あれは理科系じゃなくて文科系です」みたいな、医学部の先生が聞かれると叱られるような話をしています。

 そのときに、情報工学とかコンピューターサイエンスが面白いよという話を、2つのネタでしているんです。人工知能と量子コンピューターという話ですね。

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「「私とは何か」を情報工学で解き明かす」の著者

山中 浩之

山中 浩之(やまなか・ひろゆき)

日経ビジネス副編集長

ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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