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税金大好き! と私に言わせて

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2007年12月4日(火)

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 今年、一番大きなショックを受けたことの1つは、夏に道民税の請求書が届いた時だった。3万2000円(1カ月)という金額は以前の2倍。何かの間違いかと思って、会計事務所に電話をした。すると、税率が上がったということがその理由だった。

 税金が上がったけど、北海道はどういうサービスを追加するか、お知らせは何もない。ただ、税金が上がった分、行政の責任は重くなった。他の地方行政も同じ。無駄をなくして、もっと効率を良くしなければいけない。

行政の効率アップはできている?

 この間、夕張再建について、ある新聞社が主催するパネルディスカッションのイベントを聴きに行った。壇上から聴衆に向かって「行政をもっと効率良くするにはどうしたらいいか」という質問があった。まだ夕張の行政は効率的になってなかったので、行政側も困っていたらしい。

 確かに、夕張の職員は次から次へと退職してしまったので、残った少ない職員で効率的に仕事をしなきゃならない。

 でも、非効率は夕張だけの問題なのか。日本全国は夕張みたいなところが多いような気がする。

母の年金と同じ額の“お茶代”がつらかった

県庁に初出勤した日。緊張した顔をしている

県庁に初出勤した日。緊張した顔をしている

職場での要望を壁に書き出した

研修会で職場の問題解決案を壁に書き出した

 私は10年前、長崎県庁に約2年勤めていた。県庁で働いて、とてもたくさんのことを学んだ一方で、行政の非効率を自分の肌で感じた。

 簡単な決断をするのに、多くの人から賛成のはんこをもらい、2~3分で決められることを半年で決めたり、重要なお金を、寄付しようとすればできるのに、無駄にしてしまったり。人のいろいろな能力も無駄にしていた。

 東京へ出張する場合、「私には無料で泊まれるホストファミリーが東京にいるので、1泊1万2000円の宿泊代はいらない」と言っても、「日本の和が崩れないよう、みんなもらうのだから、もらいなさい」と言われ、毎年10万円以上のいらない宿泊費をもらっていた。

 また、私のお給料から強制的に毎月6000円を「お茶代」として引かれた。東京の銀座で働いている人でも、1カ月にかかるお茶代はもっと安いはず。

 集めたお金が余った場合は、忘年会の抽選に当たった人にそのお金を渡していた。1カ月のお茶代はモスクワで一人暮らしをしている母の1カ月の年金と同じくらいだったので、無駄遣いに思え、とてもつらかった。

 県庁では翻訳、通訳、国際イベントの企画、講演など、幅広い経験ができた。たくさんの仕事をしたおかげで、私は大きく成長できた。

 県庁のスタッフにもとても親切にしてもらった。ニュージーランドから日本に来た時、自宅に何もなかったので、布団から炊飯器まで、いろいろなものをいただいた。

 それだけに、職場の無駄を見るたびに、何とかしたいという思いを強く持った。

仕事中もメールばかり見ているのはなぜ?

 今はそんなに行政とは関わっていないけれど、行政関係者の会員もいるメーリングリストに参加している。

 仕事に関係ないことについて、勤務時間中に行政の人から様々なコメントがメールで流れてくる。仕事中に給料をもらいながら、パソコンの前で何をしているのかと、疑問に思う。

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