「ナタリアの脱・言い訳、即・アクション」

語学を完璧にするのは文法より人間力!

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2008年4月3日(木)

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 以前、私の会社のスタッフに「この会社の一番良いところを教えてください」というアンケートを取ったことがある。とても驚いたのが、「英語を無料で早いスピードで習える」という答えが多かったことだ。

 確かに、当時の倉庫責任者は英語しか話せなかったので、販売スタッフは自分の店舗に蜂蜜を発注するのに英語を使う必要があった。このため、60歳のパートの人たちも、あっという間に英語に自信がついたという。英語しか話さない外国人を雇って日本人と一緒に働いてもらうのも、社内語学教育の1つのアイデアかもしれない。

おしゃれな先生に憧れて一生懸命勉強した

 私は子供の時からこれまで9カ国語を勉強してきた。今は英語、ロシア語、日本語そしてドイツ語の4カ国語しかしゃべれないが、「どうやって習ったの?」とよく聞かれる。

 言葉の勉強については、家族の応援に本当に感謝すべきだと思っている。

 3歳の頃から、8歳上の兄から「バイリンガルになるべき」と言われ、モスクワの自宅の近くの英語専門学校で7歳から10年間、国語(ロシア語)と英語を習った。いろいろな国の人との交流は楽しかったし、英語で演劇を作るのも楽しかったので、英語の勉強は面白かった。

 父に言われて、中学校時代は授業の合間、ほかの子供たちが遊んでいた時、先生の部屋で英文タイプを習った。高校生になってからは、モスクワ外国語大学にあった高校生用の夜の塾に3年間通った。

 そこで教えていた先生は、モスクワ外国語大学の学生。みな、普通の学校の先生に比べたら、若くて、おしゃれな服を着た18〜20歳の美人たちだった。英語がぺらぺらになれば、彼女たちと同じようにかっこよく、おしゃれになれると思ったので、ものすごくやる気が出た。教える方の大学生も将来、英語の先生になりたかったので、一生懸命私たちに教えた。

 夜の塾がない時は、字幕のない英語の映画を見に映画館に通った。意味がよく分からなくても、とにかく同じ映画を何回も見た。

17歳で国際映画祭の通訳になったものの…

 17歳の時、モスクワで開催されていた国際映画祭の通訳の仕事をした。この仕事は残念ながら、当時のKGB(国家保安委員会)に外国人と一緒に行動(会場の外で道案内)したことをとがめられて、1日で首にされてしまったけれど。

 ドイツ語はウクライナの首都キエフにある観光とホテル経営が専門の短期大学で勉強した。当時、ドイツ人のペンフレンドが数人いたので、ドイツ語ができたら、彼女たちのところに遊びに行けるかなと思ったからだ。

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著者プロフィール

ナタリア・ロシナ

ナタリア・ロシナ

1971年、モスクワ生まれ。国籍はニュージーランド。ウェリントンにあるビクトリア大学と同大学院で日本語、日本文学、マーケティングを専攻。95年、大阪外国語大学に留学。97年、国際交流員として長崎県庁で勤務。静岡県浜松市の木材会社で働いた後、99年から札幌在住。札幌では3年間農業関連企業で貿易とマーケティングなどの仕事に従事。2003年、札幌市に有限会社フォーオールを設立。ニュージーランドの「マヌカ」という花からとれるマヌカ蜂蜜を中心に、自然商品の小売・卸・通販を手がける。ほかに、北海道産の原料を使った和菓子の製造、ビジネス関連のセミナーや講演、取材活動も積極的に行う。自身のブログでは、辛口コラムを披露。著書に『夕張への手紙〜ナタリアの「転んでもただで起きない!」日本改造プラン』(日経BP社)。



このコラムについて

ナタリアの脱・言い訳、即・アクション

停滞を続ける地方経済、不平不満は言うけれど、行動は起こそうとしないビジネスマン――。こんな状態を少しでも変えることができればというのが、ナタリアの願いです。果敢すぎるほどの行動力は、周囲をハラハラさせることもありますが、現状に安住しがちな我々の目を開かせてくれるのは確か。このコラムでは、日本の様々な問題を見てナタリアが感じたことを、歯に衣着せずに書いてもらいます。

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