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女は仕事できない、と女が思う時

2008年5月23日(金)

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 以前、乱立するネイルサロンの企業家としての未熟さを書いた。いったいプロとやらはどこにいるのかと絶望にも近い思いをしていた。

 ネイルサロンの経営は私が体験する限り、100%女性だった。それゆえ、これは個としての未熟さなのか、女性であることに起因するのかと訝しい思いに囚われもした。あるいは関西であることがその原因かと、東京のサロンも行ってみたが同様の失望を覚えた。

 体験上、共通するのは、機嫌が悪いとそれを隠しもせず無愛想に客と応対し、そこに経営や顧客等のビジネス的観点がすっぽり抜け落ちていることだ。それはこれまでも珍しくはない光景だった。

 客に対して命令口調の旅館の仲居。威圧的な女性の看護士長。そして、機嫌が悪いと叩きつけるように食器を並べる主婦しかり。仕事がその背後の“機嫌”によって直接の影響を受けるのは、私の知る限り女性であることが多く、やっぱり女はダメだと女の私が思うこともあった。

 それはたまたまその日の機嫌ではなく、仕事そのものに対する不機嫌だったり、人生への不機嫌だったりするから、解決できない営業姿勢として、乱暴、粗雑、高圧的、配慮欠如、無気力などが症状固定しているようにも見えた。

 先日も、客がネイル見本を落としてしまい、「すいません」と言っても返事せず、拾い上げた見本をバンと叩きつけるように客のテーブルに置くベテランネイリストがいた。 こういうネイリストがヘルパーになったら、老人をヒモでくくるのだろうな、と思った。

 深いため息をつきながら、もうこの業界にはプロはいない、と絶望していたときだった。知人の紹介で、あるネイルサロンに行った。

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「女は仕事できない、と女が思う時」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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