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【時代のリーダー】藤本 秀朗・ユニデン会長

“暴れん坊”は細心かつ大胆 中国市場を新天地に再始動

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2009年3月24日(火)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

1992年8月3日・10日号より

自分の足で集めた情報で、通信機器メーカーの“渡り鳥”経営の方向を定めてきた。
創業25年。目標達成感で緩んだたがを締め直し、経営の抜本改革に臨む。
新天地は中国と定め、日本では実現不能な夢に挑む。

=文中敬称略(中島 修)

藤本 秀朗

藤本 秀朗(ふじもと・ひでろう)氏
1935年6月東京生まれ、57歳。60年日本大学商学部卒、ツルミ貿易入社。66年2月ユニデン設立、代表取締役社長就任。86年ウエストン(現ユニデン21)買収、取締役就任。87年ユニデン代表取締役会長就任、96年6月社長兼任。

 ここ3~4年、銀座にあるユニデン東京本社の近くにある焼鳥屋の2階に藤本秀朗が頻繁に姿を現す。飲む相手は役員から若手まで、その都度変わる。営業会議がそのまま飲み会になることもある。この“ノミニケーション”は創業時からユニデンの伝統だが、しばらく途絶えがちだった。それが最近、週に3日のペースになっている。

 遊びの話から会社や事業の将来を巡る議論までノミニケーションの中身に制限はない。苦情を聞く場にもなる。「部品が回って来ない」「どうしても欲しい装置を購入してもらえない」。約束を忘れないために、割りばしの包み紙にメモを書くのも昔のまま。電話ですむ場合にはその場でかける。

 まかり間違えば、直訴が横行し、組織の秩序が乱れる。しかし、これが末端までアンテナを張り巡らせ、社員を把握しようとする“藤本商店”ならではの組織運営である。ノミニケーションは管理職も多用する。課長以上が部下と酒を飲む経費は会社の負担。「会社では言いにくいことでも、言える貴重な場。それを上司が自腹でやっていたら良くない」。

上場の夢実現し心にすき間
社長職に復帰、社内改革を陣頭指揮

 ユニデンは、元商社マンの藤本が、前身であるユニ電子産業の経営を引き受けたことから始まった。米国の市民無線(CB)トランシーバーのブームに乗って急成長し、その後コードレスホンなど通信機器分野へ事業を広げてきた。1986年には店頭公開、88年に東証第2部、90年9月には1部に昇格した。87年に藤本は下に任せる体制を敷くため、社長から会長に退いた。

 しかし、藤本は6月26日付でユニデンの社長を兼務した。上場子会社の社長となる武藤洋美が、ユニデンの代表取締役を兼任できないと東証から指摘されたことが、藤本の社長兼務の直接の理由だが、実際には藤本が陣頭指揮をとることで、ユニデンの社内改革の仕上げに取り組む意味もある。

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