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【時代のリーダー】小島 勝平・コジマ社長

売上高日本一の家電量販チェーン目指す 「安さ」に勝るサービスなし 直球経営で拡大路線突っ走る

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2009年4月22日(水)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

1995年12月4日号より

米国GE製冷蔵庫の直輸入で話題を呼ぶ。
「安さに勝るサービスはない」という経営信条を貫く。
年1回の社員総会では社員全員と握手、人情味ある気配りも。
隣県を拠点とするライバルの存在が闘志に火をつける。
仕入れに苦しんだ創業時の原体験からメーカーを見返す立場を目指す。

=文中敬称略(酒井 耕一)

小島 勝平(こじま・かつへい)氏
1936年1月28日栃木県生まれ、59歳。54年栃木県立宇都宮商業高校卒業後、実家の雑貨店を手伝う。63年小島電機(現コジマ)設立、専務に就任。85年社長に就任。社内には兄の金平会長や、長男の章利常務など親族が多い。強気の経営で知られるが、意思決定の前には必ず旧知の占い師のアドバイスをもらう。「誰にも話していないことまで見通してくれる」と強い信頼を置く。趣味は始めて30年になる盆栽。「庭ではさみを握る時が一番落ち着く」と話す。 (写真:石河 行康)

 この9月、家電量販店コジマ(栃木県宇都宮市)の社長、小島勝平はビデオ番組の収録のため、米国を訪れた。出演したのはGE(ゼネラル・エレクトリック)社の社員向けビデオとテレビCM。この6月から始まったコジマによるGE製冷凍冷蔵庫の日本市場向け販売の成功を取り上げるためだ。

 当初は年間10万台を目標に掲げた販売台数は4カ月で合計5万台を突破、予想以上の売れ行き。コジマが製品を米国から直輸入して、それまでの国内販売価格より30%から50%引き下げたことが当たった。コジマが扱うまで「わずかしか売れていなかった」(GEジャパン)状況が一変しそうだ。

 現地入りした小島をGE幹部が迎え、「厳寒地のモンゴルに冷蔵庫を売りまくったようなものだ」と最大級の称賛を送った。番組内でも「コジマはGEの重要なパートナー」と強調した。

 「内外価格差の是正に役立ちたかった」と販売のきっかけを話す小島だが、最大の狙いは「安さのコジマ」を強く世間に印象づけることだった。自らGE本社に手紙を送り、提携を働きかけた小島の胸には当初から「GEと商売をすれば、マスコミも大々的に取り上げる」との計算が働いていた。

 シナリオが予想以上にうまく進んだことで小島は、一段と強気になった。この10月には今年度の売り上げ目標を2000億円から2200億円に引き上げた。すでに社内の各部署の壁には目標金額を示す「2200」の張り紙が掲げられている。

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