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【時代のリーダー】池森 賢二・ファンケル社長

「無添加」で化粧品通販のトップ走る 「安全」の信念から43歳で起業 アイデアマンの追究やまず

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2009年4月28日(火)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

1996年7月22日号より

「防腐剤無添加で安全な化粧品を消費者は求めている」――。
そう信じて16年前、43歳で起業した。
今では顧客数230万人、年間265億円を売り上げる。
現在も次々とアイデアを生み、事業に取り組む。
株式の公開を果たし後進ベンチャーを応援するのが夢だ。

=文中敬称略(桑田 富美)

 窓の外に横浜市郊外の風景が広がるファンケル本社4階の社員用カフェテリア。池森は若手社員に交じって談笑している。

池森 賢二(いけもり・けんじ)氏
1937年6月1日、三重県生まれ、59歳。産能短期大学中退。ガス会社、クリーニング会社勤務などを経て、80年にファンケルを創業。81年に株式会社化。無添加化粧品のほか、健康食品などの通信販売を手がける。89年には別会社で「歯磨き粉に使われる程度」(池森氏)の防腐剤を使った化粧品の通販会社「アテニア」を設立。96年3月期のグループ総売上高は約340億円。(写真:小島 由紀夫)

 「おそらく外部の方が見たら、そこに社長がいるとは気づかないでしょうね」。幹部社員もあっさり認めるほどだ。確かに、池森には、いかにも社長然としたところがない。それは細身の風貌と、今から16年前、苦労を乗り越えて43歳で起業した経歴のせいかもしれない。

 だが注意深く観察すれば、池森はすぐに見つかる。手がかりは、細身でひときわにこやかで雄弁な中年男性を探すことだ。

 最近展開を始めた直営店舗から、インターネットのホームページのコンテンツ(情報の内容)の企画まで、自分のアイデアを語る池森は、とにかく誰かに聞かせたい、話したくてうずうずしているような、実に楽しげな表情になる。

 無添加の化粧品を通信販売するという新規ビジネスを思い立った17年前も、池森はそんな顔をしていたに違いない。

肌荒れに疑問感じ無添加の発想

 「とにかく安全な商品を売りたかった」と語る池森が率いるファンケルは、化粧水や乳液など基礎化粧品は防腐剤を一切使用していない。製品には製造年月日を記し、小型のアンプル容器に入れて消費者に届ける。さらに未開封の保存の目安は1年、開封後は21日間で使いきるよう明記している。

 大手メーカーは「一般に化粧水は、直射日光、高温多湿を避けて通常の状態で保存すれば未開封で3~4年は変質しない。このため有効期限等は示していない」という。ファンケル商品は業界で特異な存在だ。

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