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【時代のリーダー】柳井 正・ファーストリテイリング社長

世界一のカジュアル衣料チェーンを目指す 世界標準は自ら作り出すもの 1%でも可能性あるなら挑戦する

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2009年6月4日(木)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2001年1月1日号より

常識にとらわれない理念と行動で閉塞日本の殻を破り、
21世紀の扉を開こうとする人材を全5回のシリーズで取り上げる。
第1回は、消費不況の衣料品業界で独り勝ちの「ユニクロ」を展開し、
世界一のカジュアル衣料チェーンを目指す異能経営者を紹介。
日本的な商慣習やなれ合いを廃した「原理原則の経営」とは。

=文中敬称略(立木 奈美)

 「店数30、年商30億円の商いができる会社になれたらいい」

 30年前こう語っていた地方商店街の衣料品店主は今、店数400強、年商2290億円の会社を率い、「世界一のカジュアル衣料チェーンを目指す」と公言する。「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング社長、柳井正だ。

柳井 正(やない・ただし)氏
1949年2月7日山口県生まれ。71年3月、早稲田大学政治経済学部卒業、ジャスコに入社。72年8月、小郡商事(現ファーストリテイリング)入社。 84年6月、カジュアル衣料品店「ユニクロ」1号店を出店し、91年から本格的な多店舗化に着手。94年7月、広島証券取引所に上場。98年11月、東京・原宿に都心1号店を出店。99年4月、生産管理強化のため、中国に上海事務所を設立。 (写真:清水 盟貴)

 1998年11月、東京・原宿に「原宿店」を開いて以降の同社の快進撃は改めて述べるまでもない。「高級ブランドしかない場所だからこそ我々が出ていく意味がある」と、開店と同時に「フリース1900円」キャンペーンを実施。知名度は一気に向上し、フリースは1シーズンで850万枚も売れた。

 その後、店舗を全国に拡大。デニムジャケット、Tシャツ、チノパンツなど品目を変えて展開した1店集中型キャンペーンの大成功も手伝って業容は急速に拡大し、2000年8月期の売上高2290億円は3年前の3倍に達する。生産から販売まで一貫して手掛け、付加価値のすべてを自ら抱え込む事業構造から生み出される経常利益604億円は、衣料品業界で突出している。消費不況という閉塞状況を打ち破った同社は、まさに独り勝ちの状態だ。2001年秋には海外出店にも乗り出す。

「非情」は表面、貫く原理原則の経営

 成功へのやっかみもあるのだろう、ユニクロを率いる柳井に対しては、毀誉褒貶が相半ばしている。「何もかも欧米流の合理主義で処理しようとしている」「非情だ」――などと批判する業界関係者も少なくない。

 確かに、柳井の経営スタイルは日本的な常識から大きく逸脱している。だが、もちろん「非情」の一言で片づけられるものではない。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官