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【時代のリーダー】鳥羽 博道・ドトールコーヒー社長

打倒スタバへ秘策あり

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2009年6月16日(火)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2002年4月15日号より

セルフサービス式コーヒー店で日本に「革命」を巻き起こした。
長く独走状態にあったが、外資系チェーンの参入で再び闘志に火がついた。
強敵に対するほど燃える生来の企業家が新業態の店舗で直球勝負を挑む。

=文中敬称略(谷川 博)

 コーヒーの革命家――。ドトールコーヒー社長の鳥羽博道(64歳)を人はかつてこう呼んだ。

 1980年4月、セルフサービス式のコーヒー店「ドトールコーヒーショップ(DCS)」を生み出し、その成功によって喫茶業界に革新をもたらした。それからおよそ20年。ドトールは今や国内に DCS836店(2002年2月末時点)を構え、コーヒーチェーン大手の地位を揺るぎないものにしている。

鳥羽 博道(とりば・ひろみち)氏
1937年、埼玉県深谷市生まれ、64歳。54年、深谷商業高校中退。レストラン、コーヒー焙煎卸会社勤務を経て、58年にブラジル渡航。61年に帰国。 62年、コーヒー豆の焙煎卸業の有限会社ドトールコーヒーを設立。80年にセルフサービス式のコーヒー店「ドトールコーヒーショップ」を出店。99年から新業態の「エクセルシオール・カフェ」を展開中。 (写真:富岡 甲之)

 1990年代は日本経済にとって「失われた10年」と言われるが、「ドトールにとっては成長の10年だった」と鳥羽は総括する。確かにドトールは増収増益基調を維持し、2001年3月期には連結で売上高445億円、経常利益42億円と、過去最高を更新。2000年11月には東証1部上場も果たした。

 だが、その成長の10年の間に、革命家としての鳥羽の印象は世間では薄れていった。1996年に日本に進出した米国系のスターバックスコーヒーが急成長を遂げたことで、鳥羽の存在はその陰に隠れてしまったのだ。

 鳥羽はこのまま「過去の人」になってしまうのか。

 それは杞憂にすぎないようだ。スターバックスが脚光を浴びる中、鳥羽は「生来負けず嫌い」の血をたぎらせ、闘争心むき出しで真っ向勝負に挑んでいる。「自分の存在を脅かす強敵が現れたら、全精力を注いで退ける」。それが鳥羽の流儀だからだ。「DCSの成功体験は捨てろ」。99年12月、スターバックスへの対抗店「エクセルシオール・カフェ(EXC)」の出店に向け、鳥羽は部下にそう檄を飛ばした。「社長の意気込みはすごかった。スターバックスへの対抗意識はもちろん、EXCを第2の柱に育てようとする気迫がこもっていた」と、エクセルシオール事業部長の山下陽司は振り返る。

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