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【時代のリーダー】羽鳥 兼市・ガリバーインターナショナル社長

中古車ビジネスの革命児 自動車流通変えた買い取りシステム 倒産から這い上がり最短記録で上場

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2009年6月10日(水)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2001年7月2日号より

中古車買い取り専門という新しいビジネスモデルを創案、
東証2部に会社設立からの史上最短記録で上場した。
中古車ビジネスを世間から認知されるものにしたいと意気込む。
衛星を使ったオンラインの中古車販売システムにも進出、
自動車の流通システムに旋風を巻き起こしている。

=文中敬称略(熊野 信一郎)

 今年3月に開かれた、中古車買い取り専門店のガリバーインターナショナルの就職説明会。リクルートスーツに身を包んだ大学生を前に、社長の羽鳥兼市(60歳)はふとこう思った。

羽鳥 兼市(はとり・けんいち)氏
1940年福島県生まれ、60歳。59年福島県立須賀川高校卒業、父親が経営する羽鳥自動車工業に入社。76年、中古車販売の、東京マイカー販売を設立。 94年、ガリバーインターナショナルを福島県郡山市に設立。96年には本社を千葉県浦安市に、2000年5月には東京に移転。同年12月、過去最短での東証2部上場を果たす。趣味はジョギング。皇居の周りを社員と走る。 (写真:清水 盟貴)

 「中古車の会社にこれだけの大学生が興味を持つなんて、少し前ならとても考えられなかったな」――。

 羽鳥がガリバーを設立した1994年当時は、中古車業者のほとんどが地場の中小企業で、新卒の学生が就職するような企業は皆無だった。しかし、ここ数年で中古車を専門に扱う数多くの新興企業が頭角を現し、その中から上場企業も複数生まれている。

 中でも、ガリバーは異色の存在だ。新車や中古車販売店の付帯業務だった下取りに特化し、買い取った車は業者間のオークションで売りさばくビジネスモデルでシェアを伸ばしている。

 2001年2月期の売上高は583億円、経常利益は25億円。昨年12月には、会社設立から6年1カ月という過去最短記録で東証2部へ上場した。この会社を率いるのが羽鳥だ。

借金返済のため事業をスタート

 中肉中背のがっちりした体。日焼けした顔には年齢相応のしわが刻まれてはいるが、瞳は好奇心に溢れている。福島弁丸出しでよく笑う。第一印象を聞かれれば、誰もが気さくで親しみやすいといった表現を用いるだろう。人好きする性格ゆえに、初めて会う人と意気投合して盛り上がることも多い。 

 しかし「名刺を出して、中古車を扱っていますと言った途端、あたかもいかがわしい商売に携わっているような疑いの眼差しで見られることが多々あった」と悔しそうに振り返る。

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