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【時代のリーダー】星野 佳路・星野リゾート社長

おもてなしで外資に勝つ

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2009年6月30日(火)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2004年8月23日号より

100年近い歴史を持つ軽井沢の老舗旅館の3代目だが、柔ではない。
バブルの傷を負った大規模リゾートの再建で注目を集める。
体育会系負けず嫌いが目指すのは外資に対抗する「リゾート運営の達人」。

=文中敬称略(編集委員 石黒 千賀子)

 「負けず嫌いの御曹司が親への反発をバネにプロの道を目指したところ、時代の追い風を受けて才能が花開いた」…。大規模リゾートの買収でにわかに注目を集める星野リゾート社長の星野佳路。もしも「その半生を50字以内にまとめよ」との設問があったなら、恐らくこんな答えになる。

 マイカルの破綻に伴い2001年末に山梨県の会員制ホテル、リゾナーレ小淵沢を買い取ったのを皮切りに、昨年3月は福島県のスキー場、アルツ磐梯リゾート、今年1月は北海道のアルファリゾート・トマムと矢継ぎ早に手中に収めた。

 アルツ磐梯は買収後、初シーズンとなった昨年12月から今年3月、来場者数が8年ぶりに前年を上回った。リゾナーレ小淵沢は昨年5月から来客数が前年を上回るようになり、この11月期には単年度ベースで黒字転換する見込みという。

星野 佳路(ほしの・よしはる)氏
1960年長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、86年米国コーネル大学ホテル経営大学院にて経営学修士号を取得。シティバンク勤務を経て91年1月、星野リゾートの前身である星野温泉の社長に就任。2001年以降、リゾナーレ小淵沢(山梨県)、アルツ磐梯リゾート(福島県)、アルファリゾート・トマム(北海道)など破綻したリゾートの買収、再建を手がける。

 今やリゾート再生請負人のような存在になりつつある星野の元には、毎週のように自治体や金融機関などから買収案件が持ち込まれるという。依頼が絶えないのは、従来のリゾート経営者とは異なる信念を持っているからだ。

 「日本で破綻するリゾートはハードだけを重視した過剰投資物件ばかり。重要なのはソフトで、顧客に『また来たい』と思わせるノウハウや仕組みをいかに構築しているかだ」。こう語る星野には、この十数年、地道に築き上げてきたソフトこそが今の星野リゾートの競争力につながっているという、秘めたる自負がある。

 例えば、「日本で最も早く事業化に取り組んだのは星野」と言われるエコツーリズム。星野リゾートは、長野県軽井沢町に28万坪の敷地を持つ。その豊かな自然に着目した星野は1992年、ピッキオという社内組織を立ち上げ、軽井沢の野生動植物の調査・研究や自然保全活動、自然観察ツアーの事業展開に乗り出した。

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