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【時代のリーダー】瀧 久雄・ぐるなび会長

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2009年7月6日(月)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2005年11月21日号より

予算と場所、メニューなどから飲食店を選べる人気検索サイトのぐるなび。
創業者の瀧は、交通広告業からこのネットベンチャーを生み出した。
成功にこだわる執念で上場も果たし、今は飲食店の販促支援を強化する。

=文中敬称略(小平 和良)

 ネットを通じてレストランを紹介する「ぐるなび」会長の瀧久雄は、じっくりと話し合いたい社員がいると、昼休みなどに声をかけてオフィス(本社は東京都千代田区)の外に連れ出す。

 そして、約5kmある皇居の周りを1時間ほどかけて歩きながら、連れ出した相手と議論を交わす。瀧は週に2~3回はこんな“歩く会議”を多くの社員と開いている。

 健康のためということもあるのかもしれない。しかし、瀧にとっては、恐らく「歩きながら考える」このやり方が性に合うのだろう。アイデアを思いついたら、実現に向けて突っ走る瀧の人柄を体現していると言ってもいい。ぐるなびも、瀧のこの性格がなければ、生まれていなかったかもしれない。

瀧 久雄(たき・ひさお)氏
1940年2月東京都生まれ、65歳。63年東京工業大学理工学部卒業後、三菱金属鉱業(現三菱マテリアル)に入社。67年父親の設立した交通広告会社、交通文化事業(現エヌケービー)入社。85年同社社長。96年同社内の事業としてぐるなびを開設。99年ぐるなび会長兼社長に就任。2004年から同社会長。(写真:都築雅人)

 ぐるなびは今年4月、大阪証券取引所ヘラクレス市場に上場した。と聞くと、「ヒルズ族」を中心とするネット系ベンチャー企業の1つと考えがちだ。しかし、設立の背景は数あるネット系企業とは一線を画す。

 ぐるなびは、瀧が今も社長を務める交通広告会社「エヌケービー」の一部門としてスタートした。インターネットが普及し始めて間もない1996年にサイトを開設。2000年に休眠状態だった会社に事業を移管して、法人としてのぐるなびが設立された。それから5年で上場するまでに成長した。ぐるなびのビジネスモデルは、加盟店に情報掲載料を課金し、サイトの利用者は無料で飲食店の情報を見ることができる仕組みだ。無料での情報提供は、ぐるなび開設に当たって瀧が最もこだわった部分でもある。

 サイトに掲載されている飲食店は2005年9月末で4万6000店に上り、他の飲食店検索サイトを圧倒する。立地や予算、メニューなどから好みの店を選べる点が人気だ。何より掲載店舗の多さがサイトの利用者を増やし、サイト利用者の増加が加盟店舗を増やすという好循環が続いている。

 2005年3月期の売上高は約56億円、今期は54%増の86億円を見込む。月間のサイト閲覧数は延べ4億ページビューに迫る。

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