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【時代のリーダー】重松 理・ユナイテッドアローズ社長

ファッションの父、再登板

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2009年8月7日(金)

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先行きが見通しにくい2009年。困難な時代には新しいリーダー像が生まれるはずだ。これまでも企業経営や政治に新しい時代を切り開いたリーダーがいた。そんな時代のリーダーを日経ビジネスが描いた当時の記事で振り返る。
(注)記事中の役職、略歴は掲載当時のものです。

* * *

2009年6月15日号より

日本の2大セレクトショップ、ユナイテッドアローズ、ビームスの創業者。
自ら先駆けたセレクトショップは、高感度消費者には欠かせない存在に。
だが業績低迷を受けて社長に復帰、危機感をバネに再チャレンジする。

=文中敬称略(飯泉 梓)

重松 理(しげまつ・おさむ)氏
1949年12月、神奈川県逗子市生まれ。73年、明治学院大学経済学部卒業、同年4月、アパレルメーカー、ダック入社。76年、セレクトショップの草分け「ビームス」を立ち上げる。89年、ビームスを退社しユナイテッドアローズを設立。90年、東京・渋谷に1号店をオープンさせる。99年、株式を店頭公開。2003年、東京証券取引所第1部に上場。2004年に会長就任したが、2009年社長に復帰。
自ら買い物に出かける機会は多い(写真:的野 弘路)

 様々なブランドの衣料品を仕入れて販売するセレクトショップ。その業態を日本に広めた“立役者”がセレクトショップ最大手のユナイテッドアローズ(UA)社長の重松理だ。重松が1989年に創業したUAの売り上げは年間796億円を誇り、セレクトショップのトップに君臨する。ただし、立役者と言うからにはそれだけではない。実は、売り上げ規模でUAに次ぐ、同じセレクトショップのビームスもまた、重松の手で生み出された。

 ヒョウ柄の靴に、大きな指輪。薄手のジャケットを着込む重松は、いかにもアパレル業界の住人に見える。しかし、当の重松はアパレルだけにこだわっているわけではない。目指すのは“スタンダード”を提供することだ。「ユニクロ」が多くの人のための日常着というスタンダードだとすれば、UAが目指すのは、「嗜好性の高い人々にとってなくてはならないスタンダード」。

 6月3日、靴専門店のエービーシー・マートがUAの株式23.3%を取得したことが明らかになった。UAの商品開発力などを靴の開発に生かすのが目的とされるが、それだけ重松の目指す「嗜好性の高いスタンダード」が魅力的に映るということでもあるのだろう。

 重松の興味は、洋服にとどまらない。感度の高い人たちのライフスタイルにかかわる商品全般を提供するのが夢だから、こんなことを真顔で言う。「新しいおしゃれな老人ホームを作ってみたい」。

 その思いの原点は、幼少期に抱いた米国への強い憧れにある。神奈川県逗子市で生まれ育った重松の身近には、分かりやすい“豊かさ”があった。逗子市に隣接する横須賀市。米軍基地があるこの街には、米軍人の居住区もあった。59年、10歳の時に見たそこでの光景が今も脳裏に焼きついている。

持病は“慢性新鮮病”

 目の前に広がる青々とした芝生、白い柵に囲まれた住宅にマイカー。別世界だった。この豊かさを日本にも。重松はそんな強い思いを抱き続けた。

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