• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

熊野 信一郎

広島県出身。1998年東京大学文学部卒業後、日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属される。製造業や流通業などを担当後、2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を数多く手がける。
2011年11月、5年ぶりに東京の編集部に戻り、製造業グループの一員として働く。
外から日本を眺めてきた経験を生かし、日本企業や日本経済、そして日本人の底力といったポジティブな側面を伝えていきたい。

◇主な著書
こんな経営手法はいらない』(日経BP) 2000
あなたは会社から求められていますか?-抜け殻社員』(日経BP) 2009
中国の次のアジア』(日経BP) 2012

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 3月に次女が誕生しました。長女とは6歳違い。おむつの替え方からお風呂の入れ方まで、前回でいろいろマスターしたはず。それなのに、基本的な動作をほとんど忘れてしまっていることに自分のことながら驚いてしまいました。ただ経験則として体が覚えていることもありまして、赤子がどんなに泣こうが騒ごうが、慌てずオロオロすることはなくなりました。よく「2人目以降は楽」と言うのは、親の余裕とリラックスが子供にも伝わり安心感を与えているのではないかと思います。

 最近ではこんな話もパパ同士で当たり前のようにするようになりました。でもちょっと上の世代から見ると珍しいようです。「いかに育児に携わらなかったか」を自慢げに話す諸先輩方もいたりします。

 「イクメン」なる単語もかなり普及しておりますが、それにも若干、違和感を感じてしまいます。親として当たり前、むしろいろいろと楽しいことをしているだけなのに、「何だか俺たちエライ」みたいな空気を作り出し、持ち上げているように思えるからです。「美味しいもの大好きメン」とか「税金払うメン」とかと同じレベルではないかと。それでもこういう単語を通じて社会の意識が高まるのは意味があることでしょう。

 ということで、夜のお誘いなどがあっても場合によってお断りすることもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

ニュースを斬る

ゴーン経営、日本への5つのインパクト

2017年2月24日(金)

 2月23日、日産自動車は4月1日付でカルロス・ゴーン氏が社長とCEO(最高経営責任者)から退くことを発表した。1999年から日産の経営を担ってきたゴーン氏が一歩下がり、経営のバトンは社長兼CEOに就任する西川広人氏に引き継がれる。ゴーン氏は代表権を持つ会長として、仏ルノーや三菱自動車、独ダイムラーなどとのアライアンス全体を管理する役割に軸足を移す。

日産自動車のCEOと社長を退くカルロス・ゴーン氏。写真は2004年当時のもの(撮影:清水盟貴)

 日産を再生させ、ルノーと三菱自動車を合わせて「1000万台クラブ」が視野に入るところまで引き上げたゴーン氏の18年。特にその前半は、日本の企業経営や組織のあり方、人材活用の考え方にも大きな影響を与えてきた。以下、改めて挙げてみたい。

1 「コミットメント」

 1999年10月に発表された「日産リバイバルプラン」。同年、ルノーからCOO(最高執行責任者)として派遣されたゴーン氏が中心となって策定した2002年度までの3カ年計画だ。日産復活の原点ともいえる。

 その中で注目を集めたのが「コミットメント」という単語だった。2000年度の黒字化、2002年度の利益率4.5%以上を数値目標として掲げ、ゴーン氏は「達成できなければ辞める」と強い覚悟を示した。当時、コミットメントという単語はビジネスの世界でも広く使われておらず、「必達目標」という見慣れない和訳とともに広がった。

 結果的に、日産はこれらの目標をクリア(「V字回復」「V字型回復」という言葉もこれ以降広く使われるようになった)。ゴーン氏の「再建請負人」としての名声は確固たるものとなり、その後の日産の成長、そしてゴーン氏の長期政権の礎となった。

 分かりやすい数値目標を掲げ、トップの責任を明確にするゴーン流の再生手法は、日本の多くの企業や自治体などにも採り入れられた。一般的に使われるようになった「コミットメント」という言葉には、「単なる努力目標ではなく、結果責任を伴う」というニュアンスが織り込まれた。

 ここ数年、コーポレートガバナンス強化、投資家との対話の重要性が高まる中で、ROE(自己資本利益率)などの中期的な数値目標を掲げる企業は増えている。ステークホルダーと共通の目標を「握る」ことの重要性と効果を、日本の経済界に深く印象付けたのがゴーン氏だった。

続きを読む

著者記事一覧

もっと見る

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO