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篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

篠原 匡

1975年生まれ。1999年慶応大学商学部卒業、日経BP社に入社。日経ビジネス記者や日経ビジネスオンライン記者を経て、2012年10月から日経ビジネスクロスメディア編集長。建設・不動産、コミュニティビジネス、地域作り、人物ルポなどが得意分野。現在は別冊やムック、書籍などを作っている。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

◇主な著書
腹八分の資本主義』(新潮新書) 2009
おまんのモノサシ持ちや!』(日本経済新聞出版社) 2010
グローバル経営の教科書』(日経BP) 2013

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 記者時代は出張三昧でしたが、今は締め切りやら入稿やらで会社を出ることもできません。雑誌やムックを作る作業は極めて楽しいのですが、出張にいけないのがストレスな今日この頃。気分転換は家庭菜園と競艇とEテレ。このまま髪を巻き続けるかどうかが最近の悩み。

潜入、ネットフリックス

ネットフリックス、「ハリウッド」を破壊する

2018年5月28日(月)

 この数年でグローバル展開を加速している米ネットフリックス。DVDレンタルからストリーミング配信に舵を切った2007年以降、米国内のユーザー増が成長を牽引してきたが、米国内と米国外で会員数は既に逆転、海外ユーザーが成長のドライバーになっている。

 Part1で述べたように、ネットフリックスのグローバル対応を支えたのは配信技術やコンテンツのローカル化、パーソナライゼーションへの飽くなき追求だ。通信環境がプアであっても、母国語のコンテンツではなくても、ストレスのない視聴環境を実現しているからこそ、世界中でファンを獲得しているのだ。

ハリウッドにあるロサンゼルス本社

 もっとも、グローバル対応の両輪の一つがテクノロジーだとすれば、もう一つの車輪はコンテンツそのものだ。エンジニアが集まるシリコンバレーのロスガトスだけでなくハリウッドにも本社機能を持つように、同社の強みは質の高いコンテンツづくりにある。

 ネットフリックスは独自作品をどのように作っているのか。作品制作のフローをどのように変えているのか――。その内側を覗く。

(ニューヨーク支局 篠原匡、長野光 =敬称略)

アートとサイエンスの華麗なる融合

 イギリスの女王、エリザベス2世の治世を描いた「ザ・クラウン」はゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門で作品賞と女優賞を受賞した。アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞を受賞した「ホワイト・ヘルメット―シリアの民間防衛隊―」や長編ドキュメンタリー賞を受賞した「イカロス」など硬派なドキュメンタリーも作っている。

ザ・クラウン

 それ以外にも、「ストレンジャー・シングス」や「オルタード・カーボン」など高い人気を誇る作品を数多く抱えている。2017年には60億ドルを投じて1000時間分のコンテンツをリリースした。2018年のコンテンツ予算は80億ドルと33%増だ。制作費は並みのケーブル局よりもはるかに多い。

オルタード・カーボン

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断ればいいんです。値段を上げればいいんです。そうしないと労働時間の短縮なんて、できるはずないですよ

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