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御立 尚資(みたち・たかし)

ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター

御立 尚資

京都大学文学部卒。米ハーバード大学経営学修士(MBA with High Distinction)。日本航空を経て現在に至る。
事業戦略、グループ経営、M&A、経営人材育成などのプロジェクトを手掛ける。
経済同友会 副代表幹事
国連WFP協会 理事

◇主な著書
変化の時代、変わる力――続・経営思考の「補助線」』(日本経済新聞出版社) 2011
経営思考の「補助線」――変化の時代とイノベーション』(日本経済新聞出版社) 2009
戦略「脳」を鍛える』(東洋経済新報社) 2003

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 自社の経営会議が、世界中持ち回りで開催されるので、あちらこちら飛び回ることになります。びっくりするのが、どこへ行っても日本に詳しい方がいらっしゃること。ただ問題なのは、日本を学ぶソースがいまだに明治期に出された書籍であること。岡倉天心「茶の本」、新渡戸稲造「武士道」、内村鑑三「代表的日本人」という英語で書かれた3冊です。

 現代版「茶の本」、新興国偏重から日本再発見にシフトしつつある今こそ、出すべき本なのではないでしょうか。

御立尚資の帰ってきた「経営レンズ箱」

高齢化・人口減少社会に必要なパラダイムシフト

2017年6月12日(月)

豪エアーズロックに最も近い場所につくられた最高級リゾート「Longitude(ロンギチュード)131」。撤退や建て替えが比較的容易な、テント形式の建築を選択することで、自然への負荷を最小化している。(写真:HEMIS/アフロ)

 前回(2017年5月29日配信「新陳代謝:新しい経済構造作りの要諦」参照)、企業だけでなく、建築物も含めた新陳代謝が、経済の活力を取り戻す上で重要だという話を書いた。これと併せて「縮小しやすい」、(役割を終えたら)「壊しやすい」といったある種の柔軟性をもった建物、あるいは、社会システムがこれからは本当に重要だな、と思っている。

 以前、大江匡さんという建築家の30年を振り返るという企画で、日経アーキテクチュアの『NA建築家シリーズ:プランテック』という本の中で、同氏と対談をさせていただいたことがある。この際に、人口減少時代を睨み、効率よく縮める・壊せる建築が重要になる、ということを申し上げたのだが、いよいよその時代に入ってきたようだ。

治療を要する疾病の構成比も変わる

 たとえば、病院や介護施設。

 ご承知のように、団塊の世代の方々が70代に入り、いよいよ医療需要が爆発的に増える時代が近付いている。日本人全体としての人口が減り始めてはいるものの、その影響を上回る高齢者医療の需要増が起こるわけだ。

 需要増に加えて、高齢者が医療需要に占める割合も高まるので、治療を要する疾病の構成比も変わり、当然診療科ごとに必要な供給キャパシティも変わってくる。(地域差はあるが、癌の治療を行う医療サービスの供給を相対的に高める必要があるし、開腹手術だけでなく高齢者の体力に応じて放射線治療や内視鏡手術の比率も高くなる可能性が高い。)

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意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員