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染原 睦美(そめはら・むつみ)

日経ビジネス記者

染原 睦美

1981年生まれ。2004年中央大学文学部卒業。日経BP社に入社し、『日経パソコン』に配属。2009年『日経ウーマンオンライン』立ち上げに関わり、企画、編集、運営、コミュニティサービスのプロジェクトマネージャーを担当。2013年4月から『日経ビジネス』記者。IT担当、百貨店・アパレル担当を経て、化粧品・日用品、ドラッグストア、書店・出版社などを担当。趣味は洗濯、昼酒、ピクニック。好きな食べ物は唐揚げ、酸辣湯麺、あんこもち。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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 最近、ベランダに雀が来ます。「チュン太」と呼んで、かわいがっています。毎朝、お米をあげていたら、朝起きたらすでにベランダで待っているようになりました。そのうち、たまに家の中に入ってくるようになりました。

記者の眼

「これコーセーなの?」言われて幹部が笑う理由

2017年9月14日(木)

 「ADDICTION(アディクション)」というメーキャップブランドがある。伊勢丹新宿本店など百貨店内を中心に全国に約70店舗を展開するブランドだ。黒を基調とした店頭だけを見れば、外資系ブランドを思わせる見栄え。展開するのは、コーセーだ。

アディクションの店頭。外資系を思わせるモードな印象が漂う。

 私の友人にアディクションの話をすると、ほぼすべて同じような反応が返ってくる。「え、アディクションってコーセーなの?知らなかった」。実は、これは、コーセーの狙い通りの反応だ。コーセーの幹部は、こうした反応を聞くと、「しめしめ」と笑ってしまうのだという。

 元々、外資系のブランドではこうしたブランド設計が少なくない。例えば、「クリニーク」や「ボビイ ブラウン」「ドゥ・ラ・メール」などは、米エスティー・ローダー傘下のブランド。「ランコム」や「メイベリン ニューヨーク」などは仏ロレアル傘下のブランドだ。一方、国内を見れば、「マキアージュ」や「エリクシール」と聞くと、資生堂のイメージが強い。あくまで記者が周囲の友人に聞いただけなので、「マキアージュが資生堂だとは知らなかった」という方もいるかもしれないが。

 コーセーは、その有り様を、変えた。外資系ブランドに近づけたと言ってもよい。アディクションや、コスメデコルテ、ジルスチュアートなど、一部のブランドについては、できるだけ「コーセー」であることを見せないようにしている。同社はこれらのブランド一群を「アウトオブコーセー」「インディビデュアルブランド」などと呼んでいる。一方で、「雪肌精」など主にドラッグストアなどを中心に展開するブランドは、コーセーを前面に押し出すようにしている。要は、コーセーを「使う」ブランドとそうでないブランドを分けているのだ。

 「アウトオブコーセー」ブランドであっても、当然パッケージを細かく見ればコーセーの商品であることは分かる。一方で、「過去にはコーセーの取材で、うちのブランドを出さないで欲しいと、ブランドマネージャーが言ってきたこともある」(同社広報)ほど、これらのブランドは、コーセーとブランドイメージを切り離そうとしている。なぜか。

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