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瀬川 明秀(せがわ・あきひで)

日経ビジネス副編集長/ 日経BPビジョナリー経営研究所主任研究員

瀬川 明秀

1990年早稲田大学大学院理工学研究科修了(経営工学)。同年、日経BP社入社。日経ビジネス、日本経済新聞社産業部、日経ベンチャーを経て、複数の新規媒体の立ち上げに参画。「日経ビジネスオンライン」も開設時から参加。それ以降、オンラインでの編集業務をメインに、別冊編集、スマートフォンアプリなどの開発にも従事。
2012年から日経BPビジョナリー経営研究所の研究員も兼務。ミドルマネジメントの能力開発、新規事業立ち上げの手法開発をテーマにリポート執筆などを担当。

◇主な著書
アグリゲーター』(日経BP) 2013
「顧客開発モデルのトリセツ」』(DLM) 2012

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

キーパーソンに聞く

安易なメガネ選びが疲労とシワを増やす

2015年5月26日(火)

日本人でメガネをかけている人は約6000万人。2人に1人はメガネをかけている計算になる。
当たり前だが、メガネは顔に身につけるモノ。その人の印象を与える強力なファッション・アイテムである。
メガネがファッション性を高めれば高めるほど市場は活性化し、安価で気軽に選べるようにもなった。
しかし、そもそもは視力補正のための「医療器具」である。
安価で、手軽に買えるようになったとはいえ、不安を感じることもある。ファッション性と医療器具として本来果たすべき機能とをどうバランスとっていけばいいのか。
視力補助からメガネを掛けている人も、そして40歳を超えて、いままで見えていた文字がボンヤリしてきた老眼初心者の人も、知っておいて損はないメガネ選びの秘訣を藤 裕美さんに聞いた。
藤さんは日本では珍しい「眼鏡スタイリスト」。彼女と親しいタレントでライターの「十代目萬屋五兵衛」さんと一緒にインタビューをした。

(聞き手 瀬川明秀、十代目 萬屋五兵衛)

藤さんは、日本では珍しい「眼鏡スタイリスト」という仕事についてらっしゃいますが、そもそも、メガネに興味を持ったきっかけはなんですか。

藤 裕美(とう ひろみ)
1977年福岡県生まれ。眼鏡スタイリスト。10年間、眼鏡屋で働きながら彫金技術を学び、ネジからすべてメガネを製作、個展もひらく。2001年、24歳のときに店長として、SHOPプロデュース、買い付け、さまざまなイベントを企画。2007年、ドイツへ渡り、眼鏡ブランド『FROST』に勤務。作り手側からもめがねの知識を深める。帰国後、2009年から眼鏡スタイリストとして活動を開始。いとうせいこう氏との出会いにより、自身のHPで「眼鏡予報」スタート。2011年10月「めがねを買いに」(WAVE出版)出版。 国内外で著名人のスタイリングや、メディア露出、誌面でのスタイリング、講演会、デザインアドバイス、コンサルタントなど、メガネにまつわることをなんでもしている。また、ファッションだけではなく、目の健康や医療器具としてのメガネ選びの大切さを社会福祉施設や幼稚園などに訪問し伝える活動をしている。眼鏡というキーワードを軸に常に新しいメガネの発信を続けている。

:高校時代にTシャツとジーパンが似合う素敵な女性になりたいと思っていたんです。そんなシンプルなファッションを素敵に見せるためには、内面から出る魅力が必要だと思っていた時期でした。

 そんな時に、地元である福岡の街のお洒落なメガネ屋さんで買ったメガネを掛けたら、それまで着ていた何気無い服が、一瞬で外出用の服に見えるくらい、自分の印象が変わるような気持ちになれたんです。

 それまでメガネは嫌いだったんですが、メガネだけで雰囲気を変えられる!内面から出る魅力がなくても、騙せる!と思えたんです。

「眼鏡スタイリスト」とはどういう仕事なのですか?

:分かりやすく言うと、洋服のスタイリストさんの「眼鏡」に特化した仕事です。

 メディアを中心に雑誌、テレビでのスタイリングや、イベント企画、トークショーなど「メガネ」を知ってもらうきっかけ作りをしています。

 約10年間メガネ店で働きました。そこで眼やメガネの知識が乏しくて、後悔している多くの人たちを見てきました。

 親が子供の眼が悪いことに気づかずに対応が遅れたケースもすくなくありません。本来なら5歳くらいまでに発見されれば治る病気だったのに一生、眼が悪い状態で過ごされなければならなくなった人もいます。

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