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宗像 誠之(むなかた・せいじ)

日経ビジネス記者

宗像 誠之

2000年慶應義塾大学経済学部卒業、NTTコミュニケーションズに入社。2001年10月、日経BPに入社し通信業界誌『日経コミュニケーション』に配属。2008年から3年間、日本経済新聞社産業部に出向し、IT産業や医療産業を担当。2011年にIT業界誌『日経コンピュータ』に異動し、IT企業の海外展開やオフショア開発動向などを主に取材。2013年1月から現職。

◇主な著書
NTTの自縛』(日経BP) 2007

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 東証一部上場企業の役員を務めていた人物が出家し、住職となっている長野県の禅寺を取材してきました。同住職は、企業人時代に米ゼネラル・エレクトリック(GE)との合弁事業を通じて、GEの幹部候補生研修を米国で受けた経験も持ちます。GEの元CEOであるジャック・ウェルチ氏とも、個人的に手紙のやり取りをする仲。こうしたユニークな経歴を持つ住職の禅寺では毎年、地元企業が新人研修を合宿形式で実施し、住職が考案した、GE流と禅の教えなどを取り入れた独自の研修を行っています。

 この寺を訪れたのは、「今どきの新卒採用や新人教育」をテーマとした特集企画の取材のため。「宗教は、非常に長い歴史を持つ普遍性のある哲学。経営思想に通ずるもの」、「自分中心ではなく、他人や顧客のことをまず考える『利他』の精神が重要」――。あくまで取材でしたが、ありがたい教えをいただき、だんだんと自分が修行をさせてもらっているような気分に。

 住職の話は精神論や心の鍛錬だけでなく、思考方法とフレームワーク、体の鍛え方や正しい姿勢の重要性にもおよびました。改めて、「心・技・体」をバランスよく鍛錬し成長させる必要性を認識させられた次第です。「座禅をしていかないか?」と勧められましたが、新幹線の時間が迫っており断念。目の前の忙しさに追われ、ゆっくり考える時間が少ない日々を反省しつつ、次に訪れる機会があれば、ぜひ座禅を体験させてもらおうと思いました。

トレンド・ボックス

活気づく法人向けドローン、画像解析まで提供

2016年7月11日(月)

インフラ点検や測量用など法人向けのドローンサービスが増えてきた。高速かつ安定飛行が可能な専用ドローンを使い画像解析サービスなどを一元提供する。今後は農業や監視など、多様な用途へ法人向けサービスが拡大しそうだ。

デンソーがヒロボーと共同開発しているドローン「UAV HDC01」

 「なぜ自動車部品メーカーがドローンを開発しているのか」──。2016年3月、ドローン業界を騒然とさせるニュースが流れた。自動車部品大手のデンソーが水面下で、ドローンの開発を進めていると報じられたのだ。従来のドローン開発はベンチャー企業が中心。大手の参入は極めて珍しい。

 デンソーは4月8日、法人向けサービス用ドローンを開発していることを公表。インフラ点検などのサービスを組み合わせて提供する計画も明らかにした。その際に使うのが、「UAV HDC 01」という開発コード名のドローンだ。ホビー用ヘリコプターなどを手掛けるヒロボー(広島県府中市)と共同開発している。

 狙いは新規事業の開拓。2012年から、道路や橋などの点検に適した高機能ドローンの開発に着手したという。

 デンソーが開発中のドローンは、自動車部品の製造で培った機体制御や通信などの技術を応用している点が特徴。高解像度のカメラを搭載し、人間が目視で確認するのが難しい、老朽化した橋梁や山間部の道路の点検、ひびの発見などに役立てる。建設関連のコンサルティング会社などと組み、1~2年内のサービス開始を目指す。

 デンソーは、クルマのブレーキや車体制御などの部品開発に強みを持ち、センサーなどで障害物や車間距離を把握し安全性を高めるシステムの開発で、先進的なノウハウを持つ。そうした優位性を今回のドローン開発に生かした代表例が、「D-CORE」と呼ぶ、独自のモーター制御技術だ。

 ドローンが搭載した4個のローター(回転翼)の羽根の角度を変えられる可変ピッチ機構などにより、安定した姿勢での飛行を可能にする。従来のドローンでは、飛行中に強い風で煽られ姿勢が傾いた場合、元に戻るまで10秒から数十秒かかっていたという。だが、デンソーのドローンは、傾き具合に合わせてD-COREがそれぞれの翼の動きを調整することで、数秒以内に元の姿勢に戻れる。

 また、翼の角度が一定の固定ピッチだと働くのは上昇力だけだが、「HDC 01」はピッチの制御で下降力も生み出せる。従来製品に比べると、上昇・下降のスピードは数倍になり、そのため、橋などの構造物に素早く近づいて撮影しやすい。操作性が高いため、撮影対象物に約60cmまで近接しての撮影も可能だという。

安定飛行する性能、上昇と下降のスピード、高速飛行などがポイント
●法人向けサービス用ドローンの特徴

特徴1▶▶▶ 安定飛行

雨や風などの悪天候でも飛行姿勢を維持する機能を搭載

テラドローンが測量サービスなどで使う、マルチコプ ター型のドローン

特徴2▶▶▶ 上昇・下降のスピード

障害物の回避や作業の効率化のため素早い上昇・下降が可能

エアロセンスが開発した、法人向けサービス用のマルチコプター型ドローン

特徴3▶▶▶ 高速飛行

一般消費者向けのドローンに比べ、飛行速度が速い機種も

エアロセンスが開発した飛行機型のドローン。マルチコプター型に比べ広範囲を高速移動できる

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牛島 信 弁護士