鈴置 高史

鈴置 高史

韓国観察者

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 2018年3月末で日本経済新聞社を退職しました。しかし、朝鮮半島は劇的に動きそうです。「早読み・深読み」を続けます。

早読み 深読み 朝鮮半島 から騒ぎに終わった米朝首脳会談

北朝鮮が非核化を受け入れれば米韓同盟は廃棄?

  • 2018年06月12日(火)
米朝首脳会談で合意文書に署名後、トランプ大統領の背に手を添える金委員長(写真:ロイター/アフロ)

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 6月12日、シンガポールで開いた史上初の米朝首脳会談は実質的な進展なしに終わった。

4項目で合意

米朝首脳会談が終わりました。

鈴置:6月12日午後1時40分過ぎ(現地時間)、トランプ(Donald Trump)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長は共同声明に署名しました。

 声明では、米国が北朝鮮の安全を保証する一方、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向けた約束を改めて確認しました。

・President Trump committed to provide security guarantees to the DPRK, and Chairman Kim Jong Un reaffirmed his firm and unwavering commitment to complete denuclearization of the Korean Peninsula.

 そしてトランプ大統領と金正恩委員長はともに以下の4つの条項で合意しました。

1.The United States and the DPRK commit to establish new U.S.─DPRK relations in accordance with the desire of the peoples of the two countries for peace and prosperity.
2.The United States and the DPRK will join their efforts to build a lasting and stable peace regime on the Korean Peninsula.
3.Reaffirming the April 27, 2018 Panmunjom Declaration, the DPRK commits to work toward complete denuclearization of the Korean Peninsula.
4.The United States and the DPRK commit to recovering POW/MIA remains, including the immediate repatriation of those already identified.

    著者プロフィール

    鈴置 高史

    鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

    韓国観察者

    1954年、愛知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。1977年4月から2018年3月まで日本経済新聞記者。1995~1996年にハーバード大学日米関係プログラム研究員、2006年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。「中国の工場現場を歩き、中国の経済的勃興を描いた」として2002年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

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