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並河 研(なみかわ・けん)

(株)OFC代表取締役/オービックシーガルズGM

並河 研

1961年9月17日生まれ。奈良県出身。アメリカンフットボール人生は筑波大学に始まり、30年超。大学、オービックシーガルズでの現役時代のポジションはOL→DL。
1984年(株)リクルート入社し、社内広報室で一貫して映像畑を歩み、社内コミュニケーション施策や教育映像プログラムなどを数多くプロデュース。同時に、リクルートの同好会として誕生したアメリカンフットボールチーム・リクルートシーガルズを創部から支える。2002年にリクルートシーガルズの独立とともに、チーム運営会社(株)OFCを設立し、代表取締役に。2003年、メインスポンサーに(株)オービックを得て、チーム名はオービックシーガルズに。目指すは、「もっともっと強く、愛される、そして開かれたチーム」。
一方、2009年から(株)ゼロインの副会長として、様々な企業の組織活性化を手がける。主にリクルートグループをはじめとする一般企業の社内コミュニケーション活性化のための映像ツール制作や教育映像、社員総会などのイベントプロデュースを行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

オービックシーガルズの最強チームの作り方

「1.01」で部下を魔法にかける

2014年1月30日(木)

史上初のライスボウル4連覇で締めくくった2013シーズン。大会MVPはランニングバックの原 卓門選手

 2014年1月3日、アメリカンフットボール日本選手権「ライスボウル」。私たちは、史上最多優勝回数記録を「7」に更新し、前人未到の4連覇を果たすことができた。

 この4年間を振り返ってみると、プレーオフにおいて3年連続で同じ相手に負けた結果、チーム改革を断行して勝ち取った2010年が一番感慨深いが、勝ち残っていけるチーム創りに挑んだその後の3年間の意味も大きい。

 なぜなら、負ける理由も勝つ理由も、自分達の中にあったからだ。言い換えれば、常に内的変化、質的変化をどう生み出していくかということに迫られていた。

 プロ化もされておらず、オリンピックや国際試合への道を模索している現在の国内アメリカンフットボール界の中で、何度も日本一になり続けるというモチベーションを選手たちに持たせ続けるのは簡単なことではない。

 毎年最後の試合でその年のチームがリセットされて、また一から日本一を実現するチームを創り続けるには、地味で当たり前のことを飽きずに激しくやり続けなければいけない。それも毎年「今年は、去年以上に頑張ろう!」とリフレッシュしながらだ。

毎日1%でもいいから成長しよう

 まさしく「継続は力なり」なのだが、私たちはそれを「1.01」という言葉に置き換えて選手に伝えてきた。

 毎日1%でもいいから成長しよう、進化しよう。あるいは最後の1%にこだわっていこう。そんな意味だ。

 腹筋を100回するのであれば、今日はあと1回多くやってみる。毎回の基礎練習でも1%でもいいからできていないことに挑戦してみる。この言葉の発案者である吉永孝徳ヘッドトレーナーは、練習やプレーのパフォーマンスだけでなく、事あるごとに「1.01」というコンセプトを発信し続けた。

 たとえば、2011年の東日本大震災の時には、東北のために1%貢献し続けようという意味を込めて「+0.01 for Japan」というロゴを入れた復興支援Tシャツを制作し、義援金を集めたり、ボランティア活動を行ったりした。

動画を通じて「+0.01 for Japan」への思いをファンに発信するディフェンスバック渡辺雄一選手

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