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上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券金融市場調査部チーフマーケットエコノミスト

上野 泰也

1985年上智大学文学部史学科卒業、法学部法律学科に学士入学後、国家公務員I種(行政職)にトップ合格したため中退。86年会計検査院に入庁。88年富士銀行(現みずほ銀行)に転じ、資金為替部にて為替ディーラー。90年から為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミスト。94年富士証券チーフマーケットエコノミスト。2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。
早朝から内外経済・マーケット関連の調査レポートを執筆。スピーディーな情報発信、的確な問題把握と軸のぶれない主張、日銀ウオッチなどに定評がある。

◇主な著書
トップエコノミストが教える 金融の授業』(かんき出版) 2015
トップエコノミストの経済サキ読み術』(日本経済新聞出版社) 2015
No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい株式の本』(かんき出版) 2013

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

上野泰也のエコノミック・ソナー

個人で「マクロとミクロのかい離」拡大

2018年1月23日(火)

2018年の日本経済、景気動向のゆくえは?(写真:marchello74/123RF)

マクロ経済全般についての個人の認識は順調に好転

 日銀が1月11日に結果を公表した最新の「生活意識に関するアンケート調査」(調査期間:2017年11月10日~12月6日)では、経済状況に関する生活者(個人)の認識において、「マクロとミクロのギャップ」が拡大していることが示された。

 マクロ経済全般についての個人の認識は、順調に好転している。1年前と比べた場合の現在の景況感DI(回答比率「良くなった」-「悪くなった」)は▲11.9(前期比+1.6ポイント)で、4四半期連続の改善。2014年6月以来の水準である。

 また、現在の景気の水準に関する設問への回答からDI(回答比率「良い」+「どちらかと言えば、良い」-「悪い」-「どちらかと言えば、悪い」)を試算してみると▲23.6(前期比+5.4ポイント)で、4四半期連続の上昇。こちらも2014年6月以来の水準である<■図1>。

■図1:現在の景気水準DI(回答比率「良い」+「どちらかと言えば、良い」-「悪い」-「どちらかと言えば、悪い」で試算)
(出所)日銀資料より筆者作成

一方でミクロの認識は悪化、ミクロとマクロの認識ギャップ拡大

 だが、ミクロの認識を示していると考えられる、1年前と比べた場合の暮らし向きDI(回答比率「ゆとりが出てきた」-「ゆとりがなくなってきた」)は▲33.7(前期比▲1.8ポイント)で、2四半期ぶり悪化。このDIは2016年以降、前期比上昇・低下を繰り返している。

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