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宮沢 洋(みやざわ・ひろし)

日経アーキテクチュア編集長

宮沢 洋

1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。日経アーキテクチュア編集部に配属。以来、建築一筋。現在は日経アーキテクチュアにて「建築巡礼/プレモダン編」を連載中。

◇主な著書
ポストモダン建築巡礼』(日経BP) 2011
昭和モダン建築巡礼東日本編』(日経BP) 2008
昭和モダン建築巡礼 西日本編』(日経BP) 2006

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

旧弊を打ち破る安藤忠雄の言葉

建築家・安藤忠雄氏は徹底的に「まねる」

2017年12月12日(火)

 国立新美術館で開催中の展覧会が大盛況の安藤忠雄氏(会期は12月18日まで)。関係者50人のインタビューの中から、仕事や社会活動に役立ちそうな安藤氏の言葉をいくつかのテーマで紹介していく。2回目は「学ぶ」がテーマだ。

安藤忠雄氏(写真:生田 将人)

 前回書いたように、安藤氏は独学で建築の技術や法規を身につけた。「学ぶ姿勢が並大抵ではない」と取材した多くの人が口にした。その貪欲に学ぶ姿勢は、まわりの人間にも影響を与えている。

豊田郁美(とよだ・いくみ)ARTISAN代表。1953年山口県生まれ。鹿島入社、中国支店建築工事部長などを経て2014年ARTISANを設立。ベネッセアートサイト直島では「ベネッセハウスオーバル」(95年)、「地中美術館」(2004年)、「ベネッセハウスビーチ」、「ベネッセハウスパーク」(06年)、「李禹煥美術館」(10年)の安藤建築などを担当した

 香川県直島の一連の安藤建築で長く現場所長を務めた豊田郁美氏は、安藤氏のこの言葉で人生が変わった。

「自ら模型をつくりなさい」

 1992年に竣工した「ベネッセハウスミュージアム」で、初めて安藤建築の施工に携わった際に、安藤氏から掛けられた言葉だ。既に現場でそれなりの立場にあった人間に、「模型をつくれ」とはどういう意図なのか──。

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三品 和広 神戸大学教授