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古市 憲寿(ふるいち・のりとし)

東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。

古市 憲寿

1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。専攻は社会学。大学院で若者とコミュニティについての研究を進める傍ら、コンサルティング会社でマーケティング、IT戦略立案等に関わる。

◇主な著書
絶望の国の幸福な若者たち』(講談社) 2011
遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?』(共著・朝日新書) 2011
誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社) 2013

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

イマドキの社会学者、イマドキの起業家に会いにいく

スマホの次は、小型人型ロボの時代

2015年3月12日(木)

(前回から読む

古市:京都大学時代に研究したロボット、作りたかったロボットは二足歩行ですか。

高橋:そうです。最初から人型ロボット。機動戦士ガンダムのプラモデルの中にメカを仕込み、リモコンで歩くようにして遊んでいました。

古市:へえ。

高橋 智隆(たかはし・ともたか)氏
1975年生まれ。2003年京都大学工学部卒業と同時に「ロボ・ガレージ」を創業し京大学内入居ベンチャー第1号となる。代表作に「週刊ロビ」「ロピッド」「FT」など。2013年、世界で初めてコミュニケーションロボット「キロボ」を宇宙に送り込む事に成功。ロボカップ世界大会5年連続優勝。米TIME誌「2004年の発明」、ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」に選定。「エボルタ」によるグランドキャニオン登頂、ルマン24時間走行等に成功しギネス世界記録認定。ロボ・ガレージ代表取締役、東京大学先端研特任准教授、大阪電気通信大学客員教授、ヒューマンアカデミーロボット教室顧問。(写真:大槻 純一、以下同)

高橋:僕の中でロボットといえば、それは人型ロボットなんです。

古市:高橋さんのロボットの原風景は、子ども時代に読んだ『鉄腕アトム』で決められたと感じていますか。

高橋:それもありますが、その後の『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』の影響もあると思います。

古市:マクロス! アニメも高橋さんに大きな影響を与えていたんですね。

高橋:僕の世代はそういう世代じゃないかな。特別アニメを人よりも観ていたわけではありませんが。

古市:たとえば海外のロボット市場では、必ずしも二足歩行の人型ロボットはメジャーではないのでは、と思います。それでも、ずっと興味を持ち続けていらっしゃった。最近のロボット市場のトレンドも介護ロボットや公共事業の作業用ロボットなど、実用性に重きをおいたものに予算を割かれている。それでも、かたくなにこうしたかわいい人型ロボットを選びますか。

高橋:僕は人型ロボットが好きだから。あえて一般人という言い方をしますが、一般人のロボットのイメージってアトムやガンダム、つまり人型ロボットだと思うんですね。僕もたぶん、それと同じ感覚なんですよ。

古市:でも、研究のトレンド、下世話な言い方をすると、政府がお金を出すところとは違う路線ですよね?

高橋:そう、違いますね。

実用ロボットに興味なし

古市:そういう実用型ロボットには興味がまったくないですか。

古市 憲寿氏

高橋:ないです。僕はある意味でメディアアートをやっている人に近い感覚かもしれない。自分の作品を作って、勝手に発表している感覚。それを見てくださった方が、それをおもちゃにしたいとか、うちのロボットをデザインしてくださいとか、特許を使いたいとか、いろいろなお話をくれる。そういうスタイルです。

 僕はいわゆる営業をしたことがないんですよ。勝手にせっせとロボットを作っている。それでいいものができたら、それがそのまま宣伝になる。

古市:本当にアーティスト、作家さんに近いですね。

高橋:だと思いますよ。

古市:しかし、ビジネス感覚もおありになりますよね。京大からお金をもらってベンチャーを興されたんではなかったでしたっけ。

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夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長