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齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

齊藤 美保

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。現在は精密業界を中心に製造業全般を担当する。長野県出身、趣味は登山、利き酒、ジグソーパズル。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

先日、新潟市で開催した地酒のイベント「にいがた酒の陣2014」に参加しました。2000円の入場料を払えば、500種類以上の地酒を自由に飲み比べできる夢のようなイベントです。2日間の参加者は約10万人。外国人観光客も多く来場していて、おちょこを片手に「Sake!」と陽気に飲んでいる姿をたくさん見かけました。

国税庁によると国内の清酒市場は年々縮小しており、現在の製成数量はピーク時(1973年)の約3分の1だそうです。若者を中心とした日本酒離れや、企業の交際費圧縮などが原因と言われています。

一方、反比例するように伸びているのが海外への輸出量。調べてみるとこの10年で倍増していました。米国や韓国を中心に日本酒ファンが増えているそうです。嬉しいですね。昨年、日本料理が世界無形文化遺産に登録されたことで、海外で日本酒の注目度はさらに高まっています。Sake文化のさらなるグローバル化を願うばかりです。

ちなみに先のイベントでは、50種類飲んだあたりから記憶が曖昧になってしまいました。お膝元である日本でのSake文化復活のために、微力ながらこれからもたくさん消費していこうと決意した次第です。以上です。

ニュースを斬る

離陸前夜のクルマ向け「未来のディスプレー」

2017年2月20日(月)

今後市場の拡大が期待される車載向けディスプレー。中でも注目されているのが「曲がるディスプレー」だ。奈良のベンチャー企業が中心となり、今秋に本格的な異業種連携が動き出す見通しで、普及に向けて大きな弾みとなりそうだ。

 車載向けディスプレーの市場が急拡大している。かつてはカーナビゲーション部分が主力だったが、既にエアコンやオーディオの動作表示などにも広がっており、今後はさらに多くの情報がディスプレーで表示されるようになる。なかでも、自動車メーカー各社が注目するのが、車載向けの「曲がるディスプレー」だ。デザイン性や利便性の向上などのために今後欠かせない商材と見られているが、技術的な課題も多くまだ普及に至っていない。

 そんな曲面形状ディスプレーの普及に向けて、日本企業が中心となり業種を超えた企業間連携を進めようとする動きが起きている。旗振り役となっているのは、曲面ディスプレーの貼りあわせ技術に強みを持つFUK(奈良県御所市)。現在、シャープや材料メーカーの積水化学工業、米3M、双葉電子工業などと実用化に向けた開発に取り組んでおり、今秋にもより大きな動きになる見通しだ。

エコシステム形成でメーカーに提案

 FUKの森健・市場開発部長によると、「5~6年前から欧州の自動車メーカーを中心に曲面加工できるディスプレーの需要が増えている」という。車載向けは、スマートフォン(スマホ)やテレビ向け以上に耐久性や信頼性が求められるが、曲面加工の車載向けディスプレーでは、プロセス技術、素材ともに確立されたものがまだない。一部のメーカーが自動車メーカーに提案している製品があるものの、自動車メーカーからは「デザイン、機能の自由度が限定的」と不満の声が漏れる。

 「日本には、機械や素材、パネル加工などの分野で、“曲面加工”を実現するための技術がたくさんある。海外材料メーカーなども巻き込んだエコシステムを形成し、自動車メーカーに幅広く提案できる体制にしたい」。森部長は業種を超えた企業間の連携を進める背景をこう説明する。各社の技術や知見を持ち寄って開発を進めていき、材料の仕様選定、サンプル作成、環境試験などを経て、9月以降、自動車メーカーや「ティア1」と呼ばれる総合部品メーカーに提案していく考えだ。

現在、FUK、シャープ、米3M、タイカ、テサテープ、バンドー化学、積水化学工業、英FlexEnable、藤光樹脂、双葉電子工業、長瀬産業などが、連携している。写真はFlexEnableが開発する曲面の液晶ディスプレー。

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