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中川 明紀(なかがわ・あき)

ライター

中川 明紀

講談社で書籍、隔月誌、週刊誌の編集に携わったのち、2013年よりライターとして活動をスタート。インタビュー記事を中心に、雑誌や電子出版物で活躍している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

世界魂食紀行

下町で味わう 東欧の秘境モルドバ料理

2016年4月9日(土)

 失礼ながらその国を知らなかった。ルーマニアとウクライナに挟まれた、九州よりもやや小さい面積の国・モルドバ共和国。存在を知ったきっかけはあるニュース。昨年12月8日に在日モルドバ大使館が、そして今年1月1日に在モルドバ日本国大使館が開設されたと聞いたからだ。

 大使館ができたということは、両国にはそれなりの交流があるはず。調べてみると、モルドバは農業国であり、特にワインの生産が盛んで、近年は日本にも入ってきているようだ。日本には159人(2014年6月時点)のモルドバ人が住んでいて……そして見つけました、日本唯一らしいモルドバ料理の店を。

幸福という名の居酒屋

 その店は東京の葛飾区亀有にあるという。亀有といえば、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で知られる「ザ・下町」。昭和のにおい漂う町並みにモルドバの店がどう溶け込んでいるのか、そんな興味も抱きつつJR亀有駅に降り立った。

 住宅と商店が混在するエリアで、その店は大きな国旗を掲げて主張していた。しかし、店の入り口に立って少し戸惑う。屋根が付いた和風の引き戸。そして看板には……居酒屋 NOROC(ノーロック)?

「2014年の12月にオープンしたんですが、ここは下町ですからね。レストランにすると敷居が高くなる。ましてやモルドバなんて知られてない国は敬遠されかねないので、親しみやすい居酒屋にしたんですよ」

にぎやかな店内。左上の刺繍の飾り物はディアナさんのおばあさんがつくったものだという。ノーロックとはモルドバの言葉で祝福という意味。乾杯する時の掛け声でもある
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