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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

ITジャーナリスト

岩元 直久

ITジャーナリスト、フリーランスライター。日経BP社でIT、ネットワーク、パソコン雑誌の記者、デスクを歴任。特にモバイル分野については、黎明期から取材・執筆を続けている。独立後は、Webサイト、雑誌、ムックなどのメディアにモバイル、ネットワークの動向記事を執筆。企業トップや大学教授、研究者からITユーザーまで、多くのインタビュー記事も手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

携帯キャリアビジネスの新潮流

「カケホとデジラ」は他社と横並びではない

2014年9月30日(火)

 KDDIの新料金プラン「カケホとデジラ」は、先行したNTTドコモやソフトバンクモバイルの料金プランとは共通点も多い一方で、違う部分もかなりある。前編では、KDDI コンシューマ事業企画本部 コンシューママーケティング2部長の多田一国氏に、KDDIが考えるLTE、VoLTE時代の料金体系のコンセプトと、カケホとデジラ導入までの経緯を聞いた。後編では、カケホとデジラの料金体系の構成や、狙いについてより具体的に聞いていく。

KDDI コンシューマ事業企画本部 コンシューママーケティング2部長の多田一国氏

NTTドコモが2014年4月に新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を発表しました。その時にどのような感想を持ちましたか。

多田:2014年1月のソフトバンクモバイルの新料金プランも、4月のNTTドコモのプランも、いずれも思ったより発表が早かったですね。KDDIでも新料金プランへの移行を検討していましたが、時期としてはVoLTEの投入のころを想定していました。

 ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」は、インパクトがありました。音声を「完全定額」にしたところは、正直なところ一番驚きました。固定電話は多くがNTTグループ内の契約ですから、NTTドコモが国内の音声完全定額を実施しても、グループ内のお金のやり取りで済むという側面はあります。

 しかしKDDIはそうはいきません。接続料を支払って他社に接続し、それを定額で提供するわけですからコストがかかります。しかし、競争をしているわけですから、KDDIは音声定額をやらないという選択はできません。思い切って音声定額を導入することにしました。

 ファミリーシェアも、「そこまでいきなり踏み込むのか」とは思いましたが、一番シェアが大きなキャリアですから、方法論としてはわからないことはないですよね。

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