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久保 裕丈(くぼ・ひろたけ)

ミューズコー社長

久保 裕丈

1981年東京都生まれ。2000年東京大学工学部入学。07年外資系コンサルティング会社のA・T・カーニーに入社。12年に退社し、同年ミューズコーを設立。社長に就任した。ミューズコーは衣料品などのタイムセールをネット上で次々に展開する「フラッシュセール」で急成長している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

“逆張り経営”進行中

次は台湾の「アラサー」を狙います

2014年11月20日(木)

インターネット上で衣料品などのタイムセールを次々に展開する「フラッシュセール」で注目を集めるミューズコー。Webサイト開設は2012年と最近のことだ。しかし、久保裕丈社長は当初から国内だけでなく、海外でビジネスを展開することを視野に入れてきた。現在、台湾進出に向けた準備を進めている。なぜ急ぐのか。最終回では、その狙いについて解説してもらう(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 創業当初、もっといえば創業前から海外進出を考えていた。こう書くと、国内でビジネスを始めたばかりなのに、何を夢みたいなことを言っているんだと思う人が多いかもしれません。しかし、私は2012年にミューズコーを立ち上げる準備段階から、創業3年以内に海外へ進出することを本気で視野に入れていました。

 理由の1つは企業の長期的な成長を考えたからです。連載第3回で、若者の人口が減る国内市場で「アラサー女子」にターゲットを絞っても、十分勝ち目はあると説明しました。その考えに変わりはありません。しかし、これは海外市場に目を向けないという意味ではないのです。

 確かに国内市場はまだまだ大きいし、開拓の予定はあります。しかし、それに甘んじて国外に目を向けなければ、みすみす成長のチャンスを逃すことになりかねません。国内で勝ちパターンをある程度つかめたら、より伸びしろのある海外に打って出たほうが、企業は成長します。早めに準備をしていて損はないと思ったのです。

日本から世界に羽ばたくアパレルをつくりたい

「初めから創業後3年以内に海外進出を考えていた」と語る久保社長
(写真:鈴木愛子、以下同)

 もう1つの理由は、日本発のアパレル企業の知名度を国際的に高めたいからです。これまで繰り返しお話してきたように、規模は小さくても品質やデザインに優れたアパレルが日本にはたくさんあります。そうしたアパレルの衣料品が日本だけでなく、海外でも受け入れられてトレンドを生み出したら、うれしくないですか。私はそう思ったのです。

 もちろん、進出先の国民の所得水準などによって、当初は現地のアパレルによる出品が中心となり、日本のアパレルの商品をすぐに売り込むのは難しいかもしれません。しかし、どこかのタイミングで実現したいと考えています。

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