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山下 智弘(やました・ともひろ)

リノベる社長

山下 智弘

1974年奈良県生まれ。高校、大学とラグビーで活躍し、専門誌の表紙に登場したこともあるほど。大学卒業後、ゼネコン、デザイン事務所、家具工房などを経て、2010年にネットを使いリノベーションのワンストップサービスを展開する「リノベる株式会社」を設立し社長に就任、現在に至る。リノベーション住宅推進協議会理事。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

想いを貫けばチームが動く

高い新築は嫌な夫×脱・賃貸を願う妻=

2015年2月10日(火)

マンションのリノベーションはまだ広くは知られていない。では、そのリノベーションを選ぶのは、どんな人たちだろうか。新築を選ばず、また中古マンションを購入してそのまま住むこともない。もしかすると、自分たちのこだわりを追求する極めてオタク的な人たちなのか。その疑問に答えるため、リノベるのサービスを利用した人たちに「日経トップリーダー」編集部が聞いた(前回の記事はこちらをご覧ください)

 リノベるでマンションをリノベーションするのは、どんな人たちでしょうか。とても変わった人だと予想する読者がいるかもしれません。では、その顧客の中から、まずある夫婦を紹介します。高いお金を払って新築物件を購入することを嫌がっていた夫と、賃貸物件からは脱出したいけれど、自分たちより前にほかの人が住んだことがある物件には住みたくなかった妻――。この2人のケースを見てみましょう。

K夫妻

 東京の駅から徒歩2分のマンションに、K夫妻と1匹の猫は暮らしています。白い壁、躯体をむき出しにして高く確保した天井に、落ち着いたフローリングとシックなタイルを配置した床が印象的です。交通量の多い道路が近くにあるにもかかわらず、音はほとんど気にならず、大きな窓からは穏やかな光が差し込みます。ところどころに飾られたグリーンが、落ち着いたトーンの室内に彩りを添えています。

 K夫妻が家探しで最も重視した条件は、この愛猫と暮らせることでした。それから、通勤に便利なことと予算、そして夫の趣味である楽器の練習がしやすい環境です。

 リノベーションを前提にした中古物件探しを始めたのは2013年夏。それまで夫は「賃貸派」で、妻は買うなら「新築派」と家庭内はキッパリと二分されていました。

新築を買うと、中古を買うの二択だけではなかった

 「新築は、買った瞬間から資産価値が落ちていくのが嫌でした。自分に何かあって働けなくなったときのことを考えると、購入をためらいました」(夫)

 「それまで住んでいた賃貸の部屋は1階で日当たりが悪かったこともあり、そろそろかなと思っていました。ただ、ほかの誰かが住んでいた空間に住むのは好きではなく、中古を買うくらいなら賃貸でいいと思っていました」(妻)

 ところが、妻がマンション購入についてネットで調べていくと、新築を買う、または単に中古を買う、の二択ではないことが見えてきました。そして、多額のローンを抱えてまで購入をしたくない夫と、新しい空間に住みたいという妻の意見が一致する、中古マンション+リノベーションという選択肢にたどりついたそうです。

 ネットで見つけた各社に資料請求をしたところ、まっさきに「個別カウンセリングを受けてみませんか」と反応があったのは「リノベる。」でした。

 そのカウンセリングを受けるため、東京・千駄ヶ谷にあるショールームを訪れてみると、どんな物件に住めそうかがリアルにイメージが沸いてくる。その場で物件探しを依頼し、2件目で購入を決めました。

 「室内はだいぶ古くて、普通に見たら絶対に選択しない物件でした。しかし、丁寧に説明を受けて不安は払拭されました」(妻)

東京の主要駅から徒歩圏にあるリノベーションマンションのBeforeとAfter(写真はY邸、K夫妻のマンションではありません)

 価格はリノベーション費用込みで約3000万円と、当初の想定よりも多少オーバー。

 それでも、ペット可で、楽器練習の環境が近くにあること、そして、屋上から近所の花火大会が見えることが購入の決め手になりました。

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