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宮本 恵理子(みやもと・えりこ)

ジャーナリスト、ノンフィクションライター、編集者

宮本 恵理子

1978年福岡県生まれ。筑波大学国際総合学類卒業後、日経ホーム出版社(現・日経BP社)に入社し、「日経WOMAN」「日経EW」「日経ヘルス」の編集部に所属。2009年末にフリーランスとして活動を始め、主に「働き方」「生き方」「夫婦・家族関係」のテーマで人物インタビューを中心に執筆する。編集者として書籍、雑誌、ウェブコンテンツなども制作。

◇主な著書
大人はどうして働くの?』(日経BP社) 2014
紫竹おばあちゃんの夢ノート』(日経BP社) 2013

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

若手起業家フロントライン

敢えて“面倒くさい”手順にこだわった「育児インターンシップ」

2014年11月18日(火)

(前編はこちら

スリール 代表取締役の堀江敦子。(撮影:鈴木愛子)

 初年度の運営資金に費やしたのは会社員生活で貯めた“結婚資金”200万円と、起業家支援プロジェクトで得た表彰金200万円。オフィスは、生まれ育った新宿区の住宅地にある年季の入ったマンションの一室だ。「安く備品を揃えられて、無料で情報収集できる世の中だから、私でもチャレンジできる。100円ショップとグーグルがあったから、お金をかけずに起業できたと思います」。

学生と家庭の信頼関係が築けない…

 社会に出る前の学生が子育て中の家庭で学ぶ機会を作る、というイメージは既にあった。

 しかし、具体的なフレームワークができるまでには実に1年半の期間を要した。

 当初は、家庭から依頼があるごとに単発のベビーシッターサービスとして学生を1時間1800円で紹介し、学生に半額の900円を支払う仕組みで始めたが、思ったような効果は得られなかった。

 まず、学生にサービスの対価としてお金が支払われることで、家庭が「お客様」になってしまう。かつ、依頼の頻度が数カ月空くこともあり、なかなか信頼関係が築かれない。理想とのギャップに頭を抱えていた時、たまたまある家庭が月3回同じ学生を家庭に呼ぶ契約をしてくれた。結果、その学生の意識がみるみる変わっていった。「これだ!と思いました」。

 そしてできあがったのが、月6回4カ月間を1クールとして、学生が2人1組となって家庭の育児サポートをするという仕組みだ。

 学生は家庭に入る前に研修を受け、インターンシップに入った日は日報と呼ばれるレポートを提出する。

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全体の2~3割の人でも理解し、動き出してくれれば、会社は急速に変わります。

中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長