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岡村陽久(おかむら・はるひさ)

アドウェイズCEO

岡村陽久

1980年埼玉県生まれ。96年に高校を2カ月で中退し、東京のアルミ製品販売会社に入社。98年に大阪の近畿設備に転職し、一般家庭向けに換気扇のフィルターを販売する。2000年8月にアドウェイズエージェンシーを創業。01年にアドウェイズを設立し、代表取締役に就任。06年、東証マザーズに上場。26歳2カ月での上場は当時の史上最年少記録。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

岡村陽久の「前のめり人生道」

「新卒社員がいきなり社長になれます」

2014年12月5日(金)

アドウェイズでは上司にたてつく人が出世しやすい。中には社長が止めても、自分で勝手に事業を始める人もいる。しかし、それでこそ環境変化に迅速に対応ができると岡村陽久社長は考える。連載最終回は組織活性化について――。

 社外の人がアドウェイズの経営会議を見たら、驚くかもしれません。上下の関係があってないようなもので、みんな言いたい放題だからです。社長の私が相手でもお構いなし。社長だからといって持ち上げてくれないし、たぶん尊敬もされていない(笑)。

 以前、ある事業部をつくる話が持ち上がりました。

 僕はその事業に将来性がないと考え、反対したのですが、賛成派の役員は譲りません。

 「絶対に事業部をつくらせてください」

 「いや、将来性がないから駄目だ」

 「そんなことはありません。必ず成功します」

 「駄目だ」

 結局、経営会議ではゴーサインが出ませんでした。にもかかわらず、後日、その役員は僕の知らないところで勝手に事業をスタートさせたのです。もう、やるなって言ったじゃん……。

広いフロアでたくさんの社員が働くアドウェイズの本社。組織の風通しも良く、岡村社長(左)と社員の心理的距離は近い(写真:菊池一郎、以下同)

「インターネット業界最速」の変化対応

 アドウェイズの社内では、こういうパターンが結構多い。社長が何と言おうと、「これは絶対必要だ」と考えれば、隠れて行動に移す。うまくいけば「僕が言った通りでしょ」と公にし、うまくいかなったらこっそり止める。時には文句も言いたくなりますが、まあこれでいいのかなと思っています。そうした前のめりの役員や社員がいるおかげで、組織が市場変化にさっと対応できるからです。変化対応のスピードは、インターネット業界最速と自負しています。

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名言~日経ビジネス語録

夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長