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長野 光(ながの・ひかる)

日経ビジネスニューヨーク支局記者

長野 光

2008年米ラトガース大学卒業、専攻は美術。ニューヨークで芸術家のアシスタント、日系テレビ番組の制作会社などを経て、2014年日経BPニューヨーク支局に現地採用スタッフとして入社。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

最近のトピックス

 先日ニューヨークのブルックリンという地域に世界中から物作りを志す人が集まり、地域の経済事情が変化しているというテーマで取材を行いました。マンハッタンはもう古い、ニューヨークといえばブルックリンだ、という主旨の記事です。大げさな表現ではなく実際そのような感想をもっています。以前勤めていたテレビ番組の制作会社でも何度もブルックリンを取材してきました。

 つくづくブルックリンという場所は不思議な場所だと思います。いろんな業種の人が勝手気ままに自分の好きな物を作り、それぞれ独自の主張を持っているのに、ブルックリンっぽいという価値観で不思議と協調しています。それはデザインやライフスタイルや趣向となって表層化します。きっと文化というのはそういうもので、偶発的に一時的にできあがった空気感なのでしょう。

アマゾン ベゾスに見える未来

音声AIで音楽産業は生まれ変わる

2017年10月4日(水)

 米アマゾン・ドット・コムは昨年10月、数千万曲の音楽ストリーミングが可能な「Amazon Music Unlimited」の提供を始めた。それまでもアマゾンプライムの会員向けに200万曲を超える音楽を無料で提供していたが、月額7.99ドルで曲数の上限を取り払った。

 音楽配信ビジネスはスウェーデンのスポティファイやアップル、グーグルがしのぎを削る激戦区。だが、アマゾンには音楽配信ビジネスのゲームを変える秘策があった。アマゾン・ミュージックのバイスプレジデント、スティーブ・ブーム氏が語る秘策とは。(ニューヨーク支局 篠原匡、長野光)

まず、アマゾンが提供している音楽配信サービスについて簡単に説明してください。

スティーブ・ブーム氏(以下、ブーム):アマゾンは2つのサービスを提供している。一つはPrime Musicで、もう一つがAmazon Music Unlimitedだ。この2つの違いは提供している楽曲の数。Prime Musicはプライム会員であれば誰でも無料で聞けるが、あらゆる楽曲が入っているわけではなく、あくまでもわれわれがセレクトした楽曲の中から聞くことになる。

アマゾン・ミュージックのバイスプレジデントを務めるスティーブ・ブーム氏。米ヤフーの上級副社長やシリコンバレーのスタートアップのCEOを歴任後、2012年にアマゾンに入社(写真:Robert Schultze)

 一方のAmazon Music Unlimitedは、いわゆるフルカタログ・サービス。メジャーレーベルの楽曲は全て含まれていて、インディペンデントも全てではないが大半は聞くことができる。

 当初はわれわれがフォーカスしていたのは音楽が生活の一部になっているようなヘビーユーザーだった。彼らは好きなジャンルを聞くので、全ての楽曲にアクセスする必要は必ずしもないと思った。ただ顧客の声に耳を傾けていると、お金を払ってもいいのでもっと多くの楽曲にアクセスしたいという声が思った以上に多かった。それで、Amazon Music Unlimitedを始めた。

 

音楽配信ビジネスは競合がたくさんいます。端的に言って、スポティファイとの違いは何でしょうか?

ブーム:最大の差別化要因はアレクサとエコーだ。数千万の楽曲が聴けるとして、最も大変なのはアプリの中で次にどの楽曲を選ぶかだ。同様に、聴きたい曲を探し出すのも難しい。だが、エコーに話しかければ、一発で解消する。

 例えば、友人とビールを飲みながらテイラー・スウィフトの新曲の話をしたとしよう。これまでであれば、iPhoneを出して、ロックを解除して、アプリを起動して、「Taylor Swift」と打ち込んで、テイラー・スウィフトのページに行き、新曲を探す。聞くまでに30秒はかかる。ところが、エコーがあれば「アレクサ、テイラー・スウィフトの新曲かけて」で終わり。新曲のタイトルも必要ない。(注:アレクサはアマゾンが開発した音声アシスタント機能。エコーはアレクサを搭載したスピーカー)

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長