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スプツニ子!(すぷつにこ)

現代美術家、MITメディアラボ助教

スプツニ子!

インペリアル・カレッジ数学科・情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院を修了。
テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像、音楽、写真、パフォーマンス作品を制作。
主な展覧会に、「東京アートミーティング うさぎスマッシュ」(東京都現代美術館、2013)、「Talk to Me」(ニューヨーク近代美術館(MoMA)、2011)など。
2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ 助教に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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主な展覧会に、「東京アートミーティング うさぎスマッシュ」(東京都現代美術館、2013)、「Talk to Me」(ニューヨーク近代美術館(MoMA)、2011)など。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ 助教に就任し Design Fiction Group をスタート。

VOGUE JAPAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013受賞。2014年FORBES JAPAN 「未来を創る日本の女性10人」選出。2014年日経ビジネス「THE 100 - 日本の主役」選出。2011年Creativity誌「世界のクリエイティブ50人」選出。

NeXTOKYO Project

「歴史と最新技術が交ざる東京」を売れ

2015年9月9日(水)

 21世紀は都市間競争の時代である。日本最大の都市である東京が、世界で最も魅力的な「グローバル都市TOKYO」に進化するにはどうすればいいのか。本コラムでは、東京が「世界で最も魅力的なグローバル都市TOKYO」へと進化するための提言を続けてきた。

 初回「東京を世界一魅力的な都市に変えよう」では、「NeXTOKYO Project」の根底に流れる思想を説明。2回目の「都市間競争の切り札は『フィットネス』」では、2020年開催の東京五輪に向けて、「フィットネス」を切り口にした東京開発を提言。3回目の「世界で最もクリエイティブな都市TOKYOをつくる」では、渋谷・原宿・表参道といったファッションの聖地、サブカルが集積する秋葉原、アートの六本木、伝統的な文化が集う浅草・両国・日本橋など、それぞれの街ごとに、クリエイティブな文化を世界に発信できる施策を紹介した。4回目の「インフォメーションシティTOKYO」では、東京全体の情報武装を通じて、その魅力を高める手法を提言。5回目の「特区で都市活性化と産業育成の突破口を」では、これまで紹介した取り組みを実践するための、「NeXTOKYO特区」を提言している。

 2020年のTOKYOの姿はどうあるべきかを幅広い業界のキーパーソンと語り、ヒントを探る。今回はジャーナリストの佐久間裕美子氏。米ニューヨークを拠点に活躍する佐久間氏は、リーマンショック以降、アメリカ都市生活者の価値観が大きく変わってきていると指摘する。同じようなムーブメントがオリンピックを控える東京でも起こりつつある。東京が変わるには何が必要なのか。聞き手はマサチューセッツ工科大学助教、アーティストのスプツニ子!(NeXTOKYOプロジェクト)。

佐久間裕美子氏。1973年生まれ。慶應義塾大学卒業後、イェール大学で修士号を取得。98年から米・ニューヨークに在住し、出版社・通信社に所属してジャーナリスト活動を始める。2003年に独立し、日本のメディアにも寄稿実績多数。最新著は『ヒップな生活革命

前回(「リーマンショックが変えたアメリカの価値観」)はニューヨークのブルックリンなどで起こる価値の転換について触れてもらいました。企業がトップダウンで「これがイケているんですよ」と示されて、誘導されることにみんな精神的に嫌気がさしている、と。確かに思い通りにならないというボイド(隙間、余白)を持っておくことが重要なのかもしれません。きっちり全部をコントロールせず、遊べる「カオス」を残しておくことが大事なんじゃないのかな、と。

 その点、東京は文化的なIQも高いし、サブカルチャーもしっかりある。けれど、メインカルチャーとサブカルチャーの間でもったいないすれ違いが起きている気がします。新宿ゴールデン街や二丁目みたいな所もあれば、六本木ヒルズみたいな場所もあるけれど、その世界の合間が、良くも悪くもなかなか埋まらなかったりする。

佐久間:東京の面白いところはそこだと思うんです。

 ゴールデン街があって、夜中までやっている恵比寿横町みたいなところもある。その一方で、両国みたいな街もある。それがすごく面白い。

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